湿潤療法キズパワーパッドがすごい! やけど・擦り傷・切り傷を早く治す仕組み

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うちは子供が小さいので、顔・腕・足ところかまわず擦り傷・切り傷を作ります。

ちょっとした擦り傷・切り傷には普通の絆創膏を使いますが、
これは、ん~という痛々しい擦り傷・切り傷にはキズパワーパッドを使います。

キズパワーパッドを使えば、「消毒をしない」「乾燥させない」という医療現場で行われている湿潤療法(モイストヒーリング)が自宅でもできるからです。

子供にキズパワーパッドを使ってみて、やけど・擦り傷・切り傷の治療方法が180度変わりました。

傷を早く治す湿潤療法(キズパワーパッド)はすごい!とつくづく思いました。

キズパワーパッドの仕組みと、やけど・擦り傷・切り傷の湿潤療法(モイストヒーリング)について解説します。

※本記事でのやけどとは、軽いやけどを指します。

ひどいやけどや、やけどの範囲が広い場合は病院を受診してください。

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かつての乾燥療法(ドライヒーリング)

  • 傷口・やけどは消毒する
  • 傷口・やけどを乾燥する
  • かさぶたは傷・やけどが治っている証拠
  • かさぶたは取ってはいけない など

かつては、このように考えられてきました。

しかし、医療現場では褥瘡治療(床ずれ)に湿潤療法が取り入れられ、乾燥療法(ドライヒーリング)から湿潤療法(モイストヒーリング)に変わってきています。

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キズパワーパッドを使った湿潤療法

キズパワーパッドの効能効果

切り傷、すり傷、かき傷、あかぎれ、さかむけ、靴ずれ等の創傷及び軽度の熱傷(やけど)の「治療の促進」、「痛みの軽減」、「湿潤環境の維持」、「保護」

キズパワーパッド説明書より

湿潤療法では、傷口を消毒しない

自宅で行うキズパワーパッドを使った湿潤療法は、やけど・擦り傷・切り傷に細菌の感染がないことが前提です。

そのため消毒をする必要はありません。

細菌の感染を起こす傷

  • 動物や人(子供)に噛まれた傷
  • かきむしり傷
    (とびひになる可能性)
  • ニキビ、虫刺され傷
  • 深い刺し傷
  • 原因不明の傷
とびひ薬 抗生物質ゲンタシン軟膏VS抗菌剤アクアチム軟膏【塗り薬】
子供のとびひには、ゲンタシン軟膏、アクアチム軟膏、フシジンレオ軟膏、テラマイシン軟膏などの抗生物質(抗菌剤)の塗り薬を使うことが多いです。

やけど・擦り傷・切り傷を消毒する際は痛みをともないます。
(子供は泣きじゃくります)

さらに消毒は、やけど・擦り傷・切り傷の修復に必要な細胞を破壊して傷を早く治す妨げになります。

湿潤療法に消毒は不要です。

湿潤療法では、傷口を乾燥させない

やけど・擦り傷・切り傷を負ったとき、傷口からはジュクジュクした液体(滲出液:しんしゅつえき)が流れ出てきます。

滲出液は傷を再生する成分(傷を治す成分)を含み、やけど・擦り傷・切り傷を自然治癒力で治すための重要な液体です。

滲出液は湿潤環境下(ジュクジュク状態)で本来の力を発揮しますので、湿潤療法では傷口は乾燥させてはいけません。

湿潤療法では、かさぶたは不要

(繰り返しますが)滲出液が乾燥してかさぶたができてしまうと、自然治癒力が弱くなり、傷・やけどを早く治すことができなくなります。

傷口を乾燥させてかさぶたを作ってはいけません。

やけど・擦り傷・切り傷が治る過程でできるかさぶたは、湿潤療法では必要ありません。

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キズパワーパッドのサイズ

キズパワーパッドは普通サイズから大きめサイズ、指用、特大サイズなど、多くのサイズがあります。

キズパワーパッドのサイズ

出典:キズパワーパッドHP

大きめの傷を早く治すならば、大きめサイズのキズパワーパッドがおすすめです。

キズパワーパッドのサイズ一覧

キズパワーパッドの仕組み(構造)

キズパワーパッドは2層構造

キズパワーパッドのような自然治癒力で傷を早く治す絆創膏をドレッシング材といい、

キズパワーパッドのようにハイドロコロイドを使ったドレッシング材をハイドロコロイドドレッシッグ材といいます。

キズパワーパッドは、ハイドロコロイドポリウレタンフィルムの2層構造、3種類の基剤で構されています。

キズパワーパッドの仕組み(構造)

ハイドロコロイドの仕組み

キズパワーパッドの傷口に直接ふれる部分(内側)は、ハイドロコロイドという親水性コロイド疎水性ポリマーが混ざった構造になっています。

親水性コロイドは滲出液を吸収して膨らみ、湿潤環境を維持して自然治癒力を高め、傷を早く治すことができます。

キズパワーパッドが滲出液を吸収

画像出典:キズパワーパッドHP

ゼリー状に膨らんだ親水性コロイドは黄白くドロドロの膿のように見えますが、ほとんどの場合は膿ではありません。

キズパワーパッドの親水性コロイドは皮膚部分からの汗も吸収するため、むれたりかぶれたりすることもほとんどありません。

キズパワーパッドがデコボコした傷口にもよくなじんで貼り付くのは、疎水性ポリマーのおかげです。

ポリウレタンフィルムの仕組み

キズパワーパッドの空気に触れる部分(外側)は、ポリウレタンフィルムでできています。

ポリウレタンフィルムは細菌や水の侵入を防ぎ、感染を防ぎます。

キズパワーパッドを貼ってお風呂やプールに入っても、びくともしないのはポリウレタンフィルムのおかげです。

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キズパワーパッド(湿潤療法)で
やけど・擦り傷・切り傷がきれいに治る仕組み

傷口を乾かすと、傷口を守るためにかさぶたになります。

皮膚の再生が終わるとかさぶたは自然にポロっと剥がれますが、少しの間は傷跡として残ります。

さらに、掻いてかさぶたが剥がれてしまえば、長期の傷跡やケロイドを残す場合もあります。

キズパワーパッドで傷口ごとおおってしまえば、かさぶたはできないため掻いて傷跡を残すこともありません。

キズパワーパッドを貼り替えるたびに、傷跡を残さずきれいに治る過程が見て取れます。

キズパワーパッドは傷跡には効果がありません。傷跡やケロイドに効果が期待できる薬はアットノンジェルです。

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キズパワーパッド(湿潤療法)
やけど・擦り傷・切り傷を早く治す仕組み

キズパワーパッドの下側の滲出液が、湿潤環境を維持して自然治癒力を高めます。

キズパワーパッドを使えば、やけど・擦り傷・切り傷が驚くほど早く治ると実感できます。

やけど・擦り傷・切り傷をほおっておくと、滲出液が乾燥して傷口をくっつけてかさぶたになり、かさぶたの中でゆっくりと皮膚の再生が行われます。

(強引な解釈ですが)
キズパワーパッドを使えば、傷口をくっつけてかさぶたになる過程を飛ばし、滲出液を利用して皮膚の再生が始まります。(←専門家の方はつっこまないで)

エレキバンも意外と頼りになります。

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キズパワーパッド(湿潤療法)が痛くない理由

乾燥療法(ドライヒーリング)では、傷が乾燥してかさぶたを作る過程で炎症が起こります。その炎症が痛みとして現れます。
(かさぶたの下でジリジリ痛む)

キズパワーパッドで湿潤環境が保たれると炎症が起こりません。
ウソのように傷の痛みは取れてきます。
(ジリジリした痛みや赤みが続くようであれば、感染が起こっている可能性がある)

キズパワーパッドを使えば、かさぶたが取れる恐怖におびえる心配もありません。

さらに、キズパワーパッドを使う前は消毒はしませんので、消毒による痛みもありません。

水道水で傷口を洗うときは少し痛むかもしれませんが、痛いのはそのときだけです。

まとめ

  1. キズパワーパッドは湿潤療法(モイストヒーリング)
  2. キズパワーパッドは、傷口をきれいに自然治癒力で早く治す効果がある
  3. キズパワーパッド使用前は消毒しない
  4. キズパワーパッドはかさぶたを作らない
  5. キズパワーパッドは2層構造
  6. ハイドロコロイドは滲出液を吸収して膨らみ、湿潤環境を維持して自然治癒力を高め、傷を早く治す
  7. ポリウレタンフィルムは細菌や水の侵入を防ぎ、感染を防ぐ
キズパワーパッドの使い方(貼り方、剥がし方、貼り替え) やけど・擦り傷・切り傷へいつまで使う?
キズパワーパッドは使い方が特殊で、初めて使うときは本当に大丈夫?悪化しない?と不安になります。なぜならば、キズパワーパッドは、従来の絆創膏のように頻繁に貼り替えたりはしないからです。