湿布貼りすぎ?ボルタレンテープ市販と病院用に1日枚数制限はあるか

階段を上る途中で腰痛

飲み薬の用法用量は添付文書(医療者向け薬の説明書)に丁寧に記載されています。

通常、成人にはジクロフェナクナトリウムとして1日量75~100mgとし原則として3回に分け経口投与する。
また、頓用する場合には25~50mgとする。なお、空腹時の投与は避けさせることが望ましい

ボルタレン錠添付文書より

ボルタレンの1日量の上限の目安は、4錠(ボルタレンは1錠25mg)だとわかります。

しかし、湿布薬はどうでしょう?

1日1回患部に貼付する

ボルタレンテープ(病院用)添付文書より

1日1回患部としか記載がなく、1日の枚数制限の記載がありません。

  • 湿布を肩、首、膝、肘、膝に貼っていますが、貼りすぎですか?
  • 湿布は何枚まで貼っていいですか?

このような疑問にお答えしようと思います。

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ロコアテープは1日3枚で貼りすぎ

まるで内服薬!新薬ロコアテープはニュータイプの最強湿布か?
2016年1月に発売されたロコアテープは、アドフィード・ゼポラスなどの成分フルルビプロフェンから、さらに鎮痛効果の高い成分を抽出して作らています。今までの湿布の概念をくつがえすかもしれません。

2016年に最強の湿布と噂されるロコアテープが発売になりました。

ロコアテープの特徴は、湿布は1日2枚までと厳格に1日の枚数が制限されていることです。
つまり、ロコアテープは1日3枚貼ると貼りすぎになります。

ロコアテープは他の湿布とは違い、併用薬にも気を使います。
さらに、痛み止め独特の副作用である胃腸障害も起こす可能性があります。

湿布の市販には1日の枚数制限がある

ボルタレンで決まり!肩こり首の痛みの湿布、ゲル、ローションの市販
市販されているボルタレンシリーズ(テープ、ゲル、ローション)は、病院で使われているあのボルタレンと全く同じものです。病院で診察を受ける時間がないときに有効活用できます。

1日1回、1枚~2枚を患部に貼って下さい。
ただし、1回あたり2枚を超えて使用しないで下さい。

ボルタレンEXテープ(市販)添付文書より

湿布の市販には1日の枚数制限があります。

ボルタレンテープEX(市販)であれば、1日2枚までです。

ボルタレンテープEX(市販)は、1日3枚貼ると貼りすぎになりますが、きっと多くの方が3枚以上の貼りすぎ状態だと思います。

湿布は1日何枚以上が貼りすぎ?

モーラス・ロキソニン・ボルタレン・ミルタックス一番効く湿布はどれ?
モーラステープが効くという人もいれば、ロキソニンテープと言う人もいます。いやいやミルタックスです。ボルタレンテープでしょう…。人それぞれお気に入りの湿布があるようですが、一番効く湿布はどれでしょうか。

ロコアテープ、湿布の市販を除いて、医療用の湿布には1日何枚という枚数制限はありません(ただし、常識的な枚数)

湿布の有効成分は、皮膚>>>皮下組織>筋肉>血漿(けっしょう)の順に濃度が高く移行します。血漿中に入る有効成分は、ほんのわずかだからです。

なぜ、湿布の1日枚数の上限がないのかをボルタレンテープとボルタレン錠のインタビューフォーム(医療者向け詳細説明書)を使って説明します。

ボルタレンテープのジクロフェナク量

(ボルタレンテープのインタビューフォームより)

ボルタレンテープ15mg(以下ボルタレンテープ)を8枚体に貼付すると

貼付後から48時間までの血漿中の有効成分の総量 ≒ 950ng・hr/ml

になります。

ボルタレン1錠のジクロフェナク量

(ボルタレン錠のインタビューフォームより)

ボルタレン錠を1錠服用すると

服用1時間後から24時間後血漿中の有効成分の総量 ≒ 1000ng・hr/ml

になります。

ボルタレン錠1日服用量のジクロフェナク量

ボルタレン錠は、通常1日3回服用します。

1日3000ng・hr/mlは体外へ排泄できるものと考えられます。

ボルタレンテープは1日何枚まで貼っていいか

以上のことから

ボルタレンテープは24枚まで、あるいはそれ以上貼付可能と推測できます

でも、湿布24枚も貼りすぎだと思いますが…。
そんなに貼りませんよね?

ボルタレンテープを12枚相当貼ったときの感想

私は肩こり、首痛、頭痛持ちです。

肩こり首こりにピップエレキバンの磁気は効果あり?磁石も再利用!
私は、朝の肩こり首こりがひどいほうです。知人から「効くから貼ってみぃ」とヒップエレキバンをすすめられました。使うまではうさん臭いものだと決めつけていましたが、それを貼ってみると・・・。

ボルタレンテープ30mgを、両肩、首、両背中、腰に合計6枚(ボルタレンテープで12枚相当)貼ったことがあります。少しヒリヒリしたくらいで、特に何ともありませんでした。

おかげで、肩こりと首、背中の痛みはよく取れました。
さすがボルタレン!

(通常、肩こりに湿布は使いません)

まとめ

  1. ロコアテープを除いて、病院用の湿布の1日の枚数制限はない
  2. 湿布の市販は、1日の枚数制限がある(3枚は貼りすぎ)