ベピオゲルの効果にニンマリ！焦らずこれくらいの期間は使おう

ベピオゲルをご存知でしょうか？

（日本では）2015年発売の比較的新しいニキビ薬ですが、世界ではそれ以前からずっと使われていました。

だから、効果は折り紙付きでのはずです！

ところが、「効かない」「（副作用で）腫れた」という声も聞こえてきます。

その話をくわしく聞いてみると、「ベピオ」というニキビ薬の理解に問題があるようです。

この記事を読めば、ベピオの理解が深まること間違いなしです！

では、始めましょう。

ニキビの種類

ベピオゲルの解説の前に、ニキビの進行を簡単に解説します。

ニキビを放置すると、このように悪化していきます。

 

ベピオゲルを使い始めるベストなタイミングは、白（もしくは黒）ニキビです。

白ニキビが→赤ニキビ→黄ニキビに進行しないようにするのが大切です。

ベピオゲルの成分

ベピオゲルの主成分は過酸化ベンゾイル（BPO）で、その名の通りゲル製剤です。

 

ですが、（ゲルには見えず）白色のクリームのような手触りで、塗るとサラッと肌になじむので目立ちません。

出典：マルホHP

ベピオゲルの3つの作用

ベピオゲルは3つの効果（作用）でニキビに効きます。

 

ベピオとよく比較されるニキビ薬にディフェリンがあります。

ディフェリンの効果はレチノイド様作用で、ベピオゲルのような抗菌作用、抗炎症作用がありません。

 

したがって、ベピオゲルとディフェリンの効果（作用）の違いはこうイメージできます。

効果（作用）	ベピオ	ディフェリン
ニキビができにくい肌にする	○	○
ニキビを直接治療する	○	△

ベピオゲルの使い方

ニキビは普段のスキンケアが大切ですが、ニキビになってしまった場合は病院で診察を受けましょう。

 

ベピオゲルの使い方は簡単で「1日1回洗顔後にニキビに塗る」です。

ただし、ベピオゲルは塗り始めに「赤み、痛み、乾燥感」などの副作用が起こりやすく、使い方にはコツがあります。

『ベピオゲルは背中ニキビもOK！こう使えばニキビがツルツルに』

ベピオゲルのすばらしき効果

ベピオゲルはあらゆる種類のニキビにスバ抜けた効果を発揮します。

データの出典：ベピオゲルの二重盲検試験（塗布12週間）

 

12週間のニキビ減少率の推移をグラフ化するとこうですね。

ベピオゲルインタビューフォーム（総皮疹数の減少率の経時推移）を参考に作成

 

効かない人は『ベピオの使い方』を見なおしてみましょう。

効果が出るまでの期間はどれくらい？

ベピオをどれくらいの期間使えば、ニキビに効果があるのでしょうか？

これにははっきりとした答えがありませんが、2～4週間程度でツルツルになるという方が多いようです。

もし効かなくとも、（副作用がなければ）12週間を目安に続けましょう！

『こんな副作用対策があったのか！ベピオゲルの前後にXXしてみよう』

どれくらい使い続ける？

ニキビ治療のセオリーはこうで、ニキビがなくなるまで続けます。

 

 

『1日1回じゃ満足できない？ゼビアックスローションの正しい使い方』

 

また、ニキビ治療には2つの治療期間があるので、じっくりあせらずしっかりと使い続けましょう。

1. 効果発現時期（約12週間）
2. 維持期（期間不明）

 

効果発現時期とは、その名のとおり薬の効果がジワジワと表れる時期のことです。

維持期とは、ニキビの効果が表れた後、ニキビが再発しないように努める時期のことです。

繰り返しますが、ニキビのキホンはスキンケアですからね。

 

『7種類のニキビ薬は この順番で こういう塗り方ができるとパーフェクト！』

ニキビ痕に効果はあるのか？

ベピオゲルはニキビ痕に全く効果がありません。

なぜなら、ニキビ痕はニキビではなく跡であり、ニキビとは発生原因が違うからです。

 

『ニキビケアの順番（ベピオ/ディフェリン/デュアック/エピデュオ/ヒルドイド/化粧水/乳液/日焼け止め）』

まとめ

ベピオゲルは3つの効果でニキビに効くんだよ。

• ピーリング効果
• 抗菌効果
• 抗炎症効果

 

ベピオゲルは1日1回洗顔後にニキビに塗って、12週間を目安に効果を確認してみよう。