ルリコンの市販はない!薬局で買える病院用と同じ水虫薬はコレ!

ルリコン
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病院で使われている水虫薬は飲み薬塗り薬がありますが、薬局で市販されているのは塗り薬だけです。

「塗り薬だけ」といっても、水虫薬は多くの種類が市販されているため、チンプンカンプンだと思います。

そして、何がどう違うのかをわかるためには、かなりの知識が必要になります。

そこで今回は、病院で処方される水虫薬と薬局で買える市販水虫薬をまとめました。

ルリコンはジェネリックも市販もない

ルリコンクリーム、軟膏、の3種類の剤形があり、水虫の症状や使用感で使い分けられます。

ルリコンクリーム、ルリコン軟膏、ルリコン液

 

水虫薬は市販化(OTC化)がかなり進んでいますが、ルリコンはジェネリックも市販もありません。

ルリコンは2005年に発売された比較的新しい水虫薬だからです。

まだ、特許が切れてないためジェネリックも発売されていません。

ジェネリックがないくらいですので、ルリコンの市販も未発売です。

 

ルリコンはこちらの記事を参照しよう。

ルリコンの効能効果はパワフル!それでも水虫に効かない6つの理由

ルリコンで水虫が悪化する2つの理由 「副作用」と「マズイ使い方」

病院と同じ成分の水虫市販薬

水虫市販薬を徹底的に調べ上げ、9種類に絞り込みました。
(全部記載しても迷うだけですから)

そして、4種類を抜粋してページの後半で解説します。

成分名 病院用 主な市販薬
テルビナフィン ラミシール ラミシールAT
ラミシールプラス
タマリングランデX
エクシブ
ラノコナゾール アスタット ピロエースZ
ウィンダム
(販売中止)
ミコナゾール フロリード ダマリンL
アモロルフィン ペキロン ダマリンエース
(販売中止)
ブテナフィン メンタックス ブテナロックVα
スコルバEX
ルリコナゾール ルリコン
ルコナック
なし
ケトコナゾール ニゾラール
ネチコナゾール アトラント
リラナフタート ゼフナート

※リンク先はメーカー公式サイトです。
※ルコナックはルリコンと同成分の爪水虫専用薬です。くわしくはこちらの記事をチェック!

ルコナックとクレナフィンを徹底比較!効果、副作用、使い方、薬価

 

昔の水虫薬は1日2~3回塗る必要がありましたが、現在販売されている市販は1日1回タイプが主流です。

水虫市販薬は配合剤が多い

病院で処方される水虫薬は抗真菌作用のある成分(以下、主成分と記載)単独です。

一方、水虫市販薬は主成分が働くのを助ける成分(付加成分)を加えた配合剤がほとんどです。

付加成分 効果
クロタミトン かゆみを抑える
グリチルリチン 炎症を抑える
メントール 清涼感を与える
尿素 皮膚を柔らかくする
イソプロピルメチルフェノール 殺菌して臭いを抑える
(ニキビ市販にもよく使われている成分)
リドカイン
ジブカイン
かゆみ・痛みを抑える

水虫市販薬1:ラミシール

何といっても外せない水虫市販薬は、飲み薬もあるラミシールでしょう。

水虫薬ラミシールクリーム、ジェネリック テルビナフィン、市販薬

 

ラミシールは2種類が市販されています。

  1. ラミシールAT
  2. ラミシールプラス

 

病院で処方されるラミシールと同じ市販はラミシールATです。

一方、ラミシールプラスは主成分テルビナフィンにかゆみや炎症などを抑える成分をプラスした配合剤です。

ラミシールはクリーム、液、スプレーの3種類の剤形が販売されています。

どれも1日1回で十分な効果が期待できます。

水虫市販薬2:ピロエースZ

ウィンダムは自主回収された後、販売中止になりました。

アスタットと同成分の市販はピロエースZです。

ピロエースZもラミシールATと同様に配合剤です。
主成分ラノコナゾールにかゆみや炎症などを抑える成分をプラスしています。

 

ピロエースZはクリーム、液、軟膏の3種類の剤形が販売されています。

市販薬も病院用と同じ塗り方でOKです。
使いわけはこちらを参考にしよう。
ルリコンクリーム/軟膏/液 水虫塗り薬の効果的な塗り方

 

こちらも1日1回で十分な効果が期待できます。

水虫市販薬3:ダマリンL

フロリードと同成分の市販はダマリンLです。

ラミシールが発売されるまでは、水虫薬といえばダマリンシリーズだったような…。

ダマリンLも主成分ミコナゾールにかゆみや炎症などを抑える成分をプラスしています。

ダマリンLはクリームのみの販売で、1日1回で十分な効果が期待できます。

同じダマリンでも、ダマリングランデXはラミシールと同じテルビナフィンを含む水虫薬です。

水虫市販薬4:ブテナロックVα

メンタックスと同成分の市販はブテナロックVα(ブイアルファ)です。

ブテナロックVαも配合剤です。
主成分ブテナフィンにかゆみや炎症などを抑える成分をプラスしています。

ブテナロックVα剤形は5種類の剤形があります。

  1. クリーム
  2. スプレー
  3. エアー
  4. パウダー

 

どれも1日1回で十分な効果が期待できます。

まとめ

  • ルリコンはジェネリックも市販もない。
  • 病院で処方される水虫薬は主成分単独であるが、水虫市販薬は+アルファ成分を配合している場合がほとんど。
  • その中、ラミシールATはテルビナフィン単独処方。
  • 現在販売されている市販は1日1回タイプが主流。

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