ルリコンクリーム/軟膏/液 水虫塗り薬の効果的な塗り方

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ルリコンはクリーム・軟膏・液の3剤形があります。

これらは、水虫の状態(ジュクジュク、カサカサなど)で使い分けられています。

また、ルリコンは少量でも十分な効果を発揮しますが、塗り方(使い方)が悪いと、効果は半減します。

「ルリコンクリーム/軟膏/液の効果を最大にする使い分けと塗り方」を中心に解説します。

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水虫になる原因

水虫は水虫菌(正確には白癬菌:はくせんきん)が、皮膚の角質層に付着することが原因で起こります。

しかし、皮膚に水虫菌が付いたからといって水虫になるわけではありません。
(そうでないと、全員水虫になってしまいますからね)

毎日風呂に入って体から足までをしっかり洗っていれば、水虫菌は洗い流され水虫にならずに済みます。
(水虫菌の感染には12~24時間かかると考えられている)
(ゴシゴシ洗うと、傷がついて感染する原因になるので注意)

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水虫の種類

  • 足にできる:足白癬(足水虫)
  • 体にできる:体部白癬(ぜにたむし)
  • 股にできる:陰部白癬(いんきんたむし)
  • 爪にできる:爪白癬(爪水虫)

水虫は、正確には白癬(はくせん)といいます。

皮膚(角質)があるところであればどこでも水虫になるリスクがあります。

しかし、実際水虫になるのはほとんどが足です。

なぜならば、水虫菌は高温多湿を好むからです。
(風呂は油断すると黒カビが発生しますよね)

<高温多湿の条件>

  • 靴下
  • ブーツ

足水虫は3種類に分類されています。

メジャーな足水虫をもう少し掘り下げていきましょう。

小水疱型足水虫

小水疱型足水は、足の裏や横側に水虫菌が増殖して起こります。

小さな水ぶくれ(小水疱)が多くできます。

趾間型足水虫

趾間型足水虫は、指と指の間(趾間:しかん)に水虫菌が増殖して起こります。

ジュクジュクしてただれてくるタイプからカサカサして皮がめくれてくるタイプまでさまざまです。

角質増殖型足水虫(かかと水虫)

角質増殖型水虫は、足の裏全体(特にかかと)に水虫菌が増殖して起こります。

かかとがひび割れた水虫を、特にかかと水虫ともいいます。

ただし、かかとが割れていても、水虫ではなくただの乾燥(角化症)だったというケースも多くあります。

怪しいと思ったら、皮膚科の受診をおすすめします

かかとひび割れ特効薬についてはこちらの記事を参照しよう。
サリチル酸ワセリンはかかとひび割れに効果大!副作用と市販は?

ルリコンは3種類

ルリコンはルリコナゾールを有効成分とする水虫の塗り薬です。

ルリコンクリーム、ルリコン軟膏、ルリコン液

ルリコンはクリームの剤形のみの発売でしたが、2013年にルリコン軟膏が発売され、症状や使用感に合わせて使い分けができるようになりました。

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ルリコンクリーム/軟膏/液の塗り分け

ルリコンクリーム/軟膏/液の効果の差はありません。
(ただし、ルリコン液の塗る場所は趾間がほとんど)

皮膚症状(ジュクジュク、カサカサなど)で塗り分けます。

ルリコンクリーム

ルリコンクリームのクリーム

ステロイドは軟膏の使用が多いですが、水虫の塗り薬はクリームがメジャーです。

ルリコンクリームはたいていジュクジュクした足水虫に塗ります。

ただし、ルリコンクリームをジュクジュクがひどく炎症を起こしている足水虫に塗ると、しみたり炎症が悪化する場合が多いです。

ルリコンクリームを塗って水虫が悪化した方は、こちらの記事を参照しよう。
ルリコンで水虫が悪化!?その原因は副作用だけでない

ルリコン軟膏

ルリコン軟膏の軟膏

ルリコン軟膏は刺激が少ないためあらゆる足水虫の症状に塗れますが、角化型足水虫への使用が多い印象です。

ただし、足塗ったときの軟膏のベタつき感が嫌われ、あまり積極的には使われていません。

軟膏とクリームの違いはこちらの記事を参照しよう。
塗り薬の軟膏とクリームの違いは基剤!吸収率、使用感で使い分ける

ルリコン液

ルリコン液は乾燥したカサカサタイプの指間型足水虫への使用が多いです。

ただし、ジュクジュクした(ただれた)足水虫にルリコン液を塗ると痛くシミます。

ルリコン液はアルコールを含むため、ルリコンクリーム以上に刺激が強いからです。

ルリコンの塗り方

ルリコンクリーム/軟膏/液の共通の塗り方を解説します。

塗る範囲

ルリコンの塗り方で重要なことは塗る範囲です。

見えないだけで症状のない周辺にも水虫は広がっている可能性が高いです。

そのため、最低でも症状が出ているところより広めに塗ります。

理想をいえば足全体(つま先~かかと)です。
(乱暴な言い方をすれば、塗りすぎくらいがちょうどいい

ルリコンクリーム/軟膏の処方量が患部の大きさに対して明らかに多い場合は、経験上、足全体であることが多いですね。

塗る回数と塗るタイミング

ルリコンは、1日1回入浴後、患部の水気を取って乾燥させた後に塗ります。

入浴後に塗る理由は2つあります。

  1. 清潔である(←すごく大事!)
  2. 皮膚が柔らかくなり塗り薬が浸透しやすい

ルリコンクリーム/軟膏の塗り方

片足全体で約0.5g量のルリコンクリーム/軟膏を塗ります。

ルリコンクリームを0.5g指にとる

ルリコンクリーム/軟膏は少量でも水虫に十分な効果を発揮します。少量でもいいので毎日欠かさず塗り続けることが大切です。

ルリコン液の塗り方

ルリコン液は、毎回使用前に先端部分を指などで数回押して空気を抜く必要があります。
(そうしないと泡がグツグツ出ます)

ルリコン液の使い方(空気抜きの方法)
出典:佐藤製薬HP

ルリコン液は容器の側面を押しても液は出ません。

下向きにして、先端の突起を患部に押し付けるように使用します。

ルリコン液の塗り方
出典:ルリコン液2%の使い方

ルリコンの効果

水虫塗り薬ルリコンの水虫菌に対する効果は強力です。

  ルリコンクリーム ルリコン液
皮膚症状改善率
(中等度以上改善率)
91.5% 90.6%
真菌学的効果
(菌陰性化率)
74.6% 65.1%

ルリコンの効果は塗りはじめて1週間~2週間くらいで表れ、皮膚症状・自覚症状も2~4週間ほどで改善します。

ルリコンの効能効果はこちらの記事を参照しよう。
ルリコンの効能効果はパワフル!それでも水虫に効かない理由

しかし、このタイミングでルリコンを止めてしまうと、また足水虫は再発します。

症状がないだけで、水虫菌は皮膚に残っているからです。

ルリコンの使用期間

足水虫の塗り薬は最低でも2カ月は続け、できれば3カ月塗り続けるのが理想です。

なぜならば、ルリコンは水虫菌を直接殺す塗り薬ではなく、増殖を止める塗り薬だからです。

水虫菌がいる角質が生まれ変わるまでの期間、しっかりルリコンを塗り続ければ、角質が生まれ変わり水虫菌はいなくなります。

角質が生まれ変わるまでの期間は年齢や体の場所によって違いますが、28日~56日と言われています。

ルリコンの市販

水虫塗り薬は多くの市販薬がありますが、ルリコンはジェネリックも市販もありません。

ルリコンは2005年に販売された比較的新しい水虫薬です。特許が切れてないためジェネリックはありません。

ジェネリックがないくらいですので、市販もまだで発売されませんよね。

水虫市販はこちらの記事をチェックしよう
ルリコンの市販はない 薬局で買える水虫塗り薬は?

まとめ

  1. 水虫は白癬菌が付着してある程度増殖すると発症する皮膚病
  2. 水虫予防法は、とにかく体をキレイに保つこと(毎日入浴)
  3. 水虫は足のつま先(足白癬)から頭(しらくも)まで起こるリスクがある
  4. しかし、水虫のほとんどは足で起こる
  5. ルリコンはルリコナゾールを有効成分とする抗真菌薬
  6. ルリコンは3剤形あるがクリームの使用が多い
  7. ルリコンの塗り方のポイント
     風呂上がりに患部を乾燥させて塗る
     患部より広めに塗る
  8. ルリコンを足全体に塗る場合の目安は0.5g
  9. ルリコンは最低でも2カ月は続け、できれば3カ月塗り続けるのが理想