ルリコンの効能効果はパワフル!それでも水虫に効かない6つの理由

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ルリコン、ニゾラール、アスタット、ラミシール、マイコスポール、メンタックス…。

足水虫に使える塗り薬は、本当に多くの種類があります。

その中でもルリコンは水虫菌(白癬菌)に対する効果が強いです。

しかし、ルリコンを一生懸命使っても全く効かない方がいるのも事実です。

このページを訪れたあなたも、ひょっとするとそのひとりかもしれませんね。

でも、大丈夫です!

このページを最後まで読みさえすれば、効かない理由がきっと見つかるはずです。

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ルリコンの効能効果

ルリコンはルリコナゾールを主成分とする水虫薬で、クリーム/液/軟膏の3種類の剤形が発売されています。

ルリコンクリーム、ルリコン軟膏、ルリコン液

ルリコンは爪水虫以外の水虫、カンジダ、癜風(でんぷう)、いんきんたむし(陰部水虫)に効果があります。
(ルリコンが爪水虫に効かない理由は、記事の最後で解説しています)

下記の皮膚真菌症の治療

  • 白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬
  • カンジダ症:指間びらん症、間擦疹
  • 癜風

ルリコンクリーム添付文書より

カンジダとは
カンジダはカンジダ菌の増殖で起こる夏に多い皮膚病です。
カンジダ菌は高温・多湿を好み、不衛生な状態で増殖します。
<代表例>
指間カンジダ、おむつカンジダ、膣カンジダ、口腔カンジダ
癜風とは
癜風は癜風菌と呼ばれるカビの一種が増殖して起こる皮膚病です。
癜風菌も、高温・多湿を好み、汗や不衛生な状態で増殖します。

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ルリコンの効果

足水虫にルリコンを正しく使えば、相当な効果が期待できることは臨床試験で証明されています。

  ルリコンクリーム ルリコン液
皮膚症状改善率
(中等度以上改善率)
91.5% 90.6%
真菌学的効果
(菌陰性化率)
74.6% 65.1%

(ルリコン添付文書より)

さらに、使い始めの1~2週間でもパワフルな効果が期待できます。

ルリコンクリームの効果

(データの出典:前期第Ⅱ相試験におけるルリコンクリームの総合臨床効果(足白癬))

しかしながら、ルリコンを一生懸命使っても全く効かない方がいるのも事実です。

ルリコンが効かない理由

ルリコンの強力な効能効果は確認できましたね。

しかし、ルリコンを塗っても塗っても効かない方も実は多いです。

僕はルリコンが効かない理由は6つだと考えています。

  1. 水虫ではない
  2. 角質増殖型足水虫である
  3. 塗り始める時期がはやい
  4. 塗り方がまちがっている
  5. 良くなった気がしてすぐに止める
  6. 爪水虫にルリコン液を塗っている

効かない理由1:
水虫ではない

ルリコンが全く効かない場合、それは足水虫ではない可能性が高いです。

足水虫と似た症状を起こす病気は多く、皮膚科専門医でも見ただけでは判断できません

足水虫(足白癬)と診断するときは、顕微鏡で白癬菌を検査するか培養して確かめなくてはなりません。

診察した医師は、顕微鏡で水虫を確認していましたか?

効かない理由2:
角質増殖型足水虫である

角質増殖型足水虫(通称かかと水虫)は皮膚(かかと)が厚くなっているため、ルリコンを塗ってもルリコナゾールが奥へ浸透しません。

角質増殖型足水虫は飲み薬を併用する場合が多いです。

水虫飲み薬 ラミシール VS イトリゾール 効果と副作用

また、かかとが白くなって割れてきたので皮膚科を受診したけれど、水虫ではなくただ割れていただけだったというケースもあります。

そんなときはサリチル酸ワセリンが有効です。
サリチル酸ワセリンはかかとひび割れに効果大!副作用と市販は?

効かない理由3:
塗り始める時期がはやい

ジュクジュクのひどい足水虫にルリコンを塗ると、たいてい炎症が悪化します。

このようなときは、水虫治療に入る前に皮膚の炎症(ジュクジュク)を抑える治療が優先です。

水虫を悪化させたくない方は、こちらをチェック!
ルリコンで水虫が悪化する2つの理由 「副作用」と「マズイ使い方」

効かない理由4:
塗り方がまちがっている

ルリコンは塗り方とクリーム/軟膏/液の使い分けが大切です。

塗る範囲

ルリコンの塗り方で重要なことは塗る範囲です。

ルリコンは症状が出ているところより広めに塗ります。

なぜなら、水虫は見えないだけで症状が出ていない周辺にも広がっている可能性があるからです。

塗る回数とタイミング

ルリコンは、1日1回入浴後患部の水気を取って乾燥させた後に塗ります。

ルリコンの正しい塗り方はこちらでチェック!
ルリコンクリーム/軟膏/液 水虫塗り薬の効果的な塗り方

効かない理由5:
よくなった気がしてすぐに止める

ルリコンを1~4週間塗り続ければ、水虫の症状はよくなります。

しかし、このタイミングでルリコンを止めてしまうと、今までの治療が台無しになります。

また来年も水虫が再発することでしょう。

水虫の症状がなくなっただけで、角質には白癬菌が残っているからです。

水虫薬は最低でも2カ月は続け、できれば3カ月塗り続けるのが理想です。

効かない理由6:
爪水虫にルリコンを塗っている

下記参照「ルリコン液は爪水虫に効かない」

ルリコン液は爪水虫には効かない

ルリコン液は爪にほとんど浸透しないため、爪の表面と近くの皮膚にしか効きません。

爪水虫に効果があるのは、ルコナック爪外用液です。

ルコナック爪外用液は、ルリコンの主成分のルリコナゾールを5%まで高濃度化し、爪の奥深くまで浸透してとどまるように改良された、爪水虫専用の塗り薬です。

ルリコン液とルコナック爪外用液

左:ルリコン液
右:ルコナック爪外用液

くわしくはこちら参照しよう。
ルコナックが爪水虫に効かない3つの理由 その使い方では効果なし』で確認しよう。

まとめ

  1. ルリコンは、ルリコナゾールを主成分とする水虫の塗り薬
  2. 効果は1週間~2週間ほどであらわれ、3~4週間で皮膚症状は改善してくる
  3. ルリコンが効かないのは、使い方に問題がある場合が多い
  4. 足水虫はルリコンを1日1回入浴後足全体に塗り、3カ月間は続けるのが理想
  5. ルリコン液は爪水虫に効かない
  6. 爪水虫に効果があるのはルコナック爪外用液