ビーソフテンローションはヒルドイドローションと塗り心地が全く違うため、別の保湿剤のように感じるかもしれませんが、ヒルドイドローションのジェネリックです。
- ビーソフテンローション:化粧水のような液状
- ヒルドイドローション:乳液のような液状
『ヒルドイドローションとジェネリック ビーソフテンの5つの違い』
ある種のニキビ薬は乾燥感、ヒリヒリ感、かゆみなどの副作用が表れやすいです。
そこで活用したいのが、化粧水やビーソフテンローションなどの保湿剤です。
ビーソフテンローションはニキビに効かない
ビーソフテンローションは保湿剤であり、ニキビの化膿や炎症を抑える成分は含まれていません。
ですので、ビーソフテンローションはニキビを直接治しません。
しかしながら、ビーソフテンローションはニキビに効くとか効かないとか、いろいろな噂話が付きません。
その理由は、ビーソフテンローションはニキビができにくい肌環境を整えるため、それを「ビーソフテンローションがニキビに効いた」と勘違いするからでしょう。
副作用が表れやすいニキビ薬
ニキビ薬は大きく分けると2種類に分類できます。
ピーリング系ニキビ薬 | 抗生物質系ニキビ薬 |
---|---|
ディフェリン | ダラシン |
ベピオ | アクアチム |
エピデュオ | ゼビアックス |
デュアック |
ピーリング系ニキビ薬とは、古い角質をはがして毛穴のつまりを防ぐ、ピーリング作用のような効果があるニキビ薬を指します。
抗生物質系ニキビ薬とは、ニキビの原因菌を殺菌する効果のあるニキビ薬を指します。
副作用が表れやすいニキビ薬はピーリング系ニキビ薬です。
このタイプのニキビ薬を使うと、皮膚刺激(赤くなる、痛い、ヒリヒリ)や乾燥感の副作用が強く表れ、顔がパンパンに腫れる方もいます。
ニキビ薬 | 副作用頻度 | 皮膚刺激頻度 |
---|---|---|
エピデュオ | 12.7% | 10.4% |
ディフェリン | 3.0% | 3.0% |
ベピオ | 6.7% | 2.9% |
(国内第3相比較試験結果より)
『こんな副作用対策があったのか!ベピオゲルの前後にXXしてみよう』
ビーソフテンローション→ニキビ薬の順番に使おう
ニキビ薬の副作用を軽くするために活用したい保湿剤がビーソフテンローションです。
なぜなら、ニキビ薬を使う前にビーソフテンローションを使うと、乾燥感や刺激感を抑えられることが経験的に分かっているからです。
『デュアックの副作用がひどい!この赤みはいつまで続くの?悪化させない対処法は?』
また、ビーソフテンローションはサラッとした塗り心地で、顔ニキビに使うにはピッタリです。
『ビーソフテンローションは顔、ニキビにピッタリ!使い方はシンプルでOK』
化粧水→ヒルドイドの順番に使おう
ビーソフテンローションは美容化粧水ではないため、美容効果はありません。
『まだ知らないの?ビーソフテンローションは化粧水代わりにならないよ』
ですので、化粧水とビーソフテンローションの併用は理にかなっています。
使う順番に決まりはありませんが、化粧水→ビーソフテンローションの順番に使うことをおすすめします。
なぜなら、ニキビケアの第一歩は、化粧水や乳液を塗って肌のキメを整えることから始まるからです。
『ビーソフテンローションは赤ちゃんの湿疹にもOK!副作用はこれだけ』
ヒルドイド、ニキビ薬、化粧水の順番
本記事をまとめると、使う順番はこのとおりです。
- 化粧水
- ビーソフテンローション
- ニキビ薬
『発表!ヒルドイドの順番 化粧水/乳液/ニキビ薬/ステロイド』
まとめ
- ビーソフテンローションはニキビ薬ではないので、ニキビの炎症や化膿を抑える効果はないが、ニキビができにくい肌環境を整えるのにはちょうどいい
- ビーソフテンローションはベタツキがなくサラッとのびる。
だから、顔ニキビに相性抜群 - ニキビ薬の中には皮膚刺激(赤くなる、痛い、ヒリヒリ)や乾燥感の副作用が強く表れる薬がある
- その副作用を軽くする対策のひとつが、ビーソフテンローションの先塗り
- 化粧水→ビーソフテンローション→ニキビ薬の順番で使おう
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