「ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、顔に使えるのでしょうか?」
もちろん答えはYES!全く問題ありません。
ただし、しっかりのばさないと真っ白けになります。しっかりすりこみましょうね!
もともと、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーなどの保湿剤は、すり込んで効果を発揮する薬です。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは自動的にすり込めるので、ある意味一石二鳥かもしれませんね!
本記事を読めば、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方がマスターできます。
では、始めましょうか。
へパリン類似物質の種類
ヒルドイドの新ジェネリック、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーが2016年12月に発売され、ヒルドイドのジェネリックは全部で6種類になりました。
ビーソフテンゲル(左)を除く油性クリーム・クリーム・ローション・スプレーは、主に保湿剤として使われています。
同じ条件の使い方をした場合、保湿効果はどれを使っても同じです。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの評判
こちらが、今回紹介するヘパリン類似物質外用泡状スプレーです。
非常に評判がよく、発売後1.2カ月程度品薄状態となったのを記憶しています。
<ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの評判>
- 伸びがよくて使いやすい
- 意外としっとりする
- 振らなくていいので楽
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーはヒアルロン酸配合
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、ヒアルロン酸を含むヘパリン医薬用保湿剤です。
主成分 | ヘパリン類似物質 |
---|---|
添加物 | 精製ヒアルロン酸ナトリウム 1,3-ブチレングリコール ラウロマクロゴール、グリセリン ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 ステアリン酸ポリオキシル40 D-ソルビトール、パラオキシ安息香酸メチル クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物 |
ヘパリン類似物質の副作用はこちら!
『ヒルドイドに副作用はない?合わないときはジェネリックに変えてみよう』
1,3-ブチレングリコールは化粧品添加物で有名なBGです。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、添加物に精製ヒアルロン酸ナトリウムを使っています。
美容分野では、ヒアルロン酸は美容成分として使われていますよね!
(例:NALC薬用ヘパリンミルクローション
)
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、顔に使うのにピッタリな保湿剤といえそうです。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方1:塗り方(顔)
- クレンジングをしてメイクを入念に落とします。
- (洗顔後、化粧水・乳液をしっとりするくらい塗ります)
- ワンプッシュ分を手の平に取ります。
- やさしく顔全体に円を描くように、クルクルッと塗り伸ばします。
顔をこすらず塗り広げるのがポイントです。
(けっこう伸ばさないと真っ白になります) - 目と口のまわりは、入らないように気を付けて塗り伸ばします。
- 耳の後ろも忘れずに塗ります。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方2:使用量(顔)
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、ヘパリン類似物質外用スプレーのように薬液が霧状に飛びません。
プッシュすると泡がダラダラダラ~っと出ます。
ヘパリン類似物質外用スプレーの使い方はこちら!
『ヘパリン類似物質外用スプレーは顔に使うと爽快!使い方をシンプルに解説』
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーはヘアケアのムースをイメージさせる容器ですが、使用前に振る必要はありません。
(容器には「振らないでください」と書いています)
ワンプッシュ分の泡を上と横から眺めるとこんな感じです。
上からの写真
横からの写真
ワンプッシュ分(500円玉1枚程度の大きさ)を顔前面に使います。
(ワンプッシュで手のひら2枚分が使用量の目安です)
保湿力がイマイチと感じるなら、さらにワンプッシュ使ってもOKです。
ただし、よく伸ばさないとこんな感じに顔が白くなっちゃいます。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの泡は水っぽいですが、ヒルドイドローションとビーソフテンローションの中間くらいのしっとり感です。
泡の伸びもよく、赤ちゃんや子供に塗ってあげるのには最適ですね。
『まだ知らないの?ビーソフテンローションは化粧水代わりにならないよ』
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方3:使用回数(顔)
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは塗る回数のルールはありません。ですが、顔につかうなら1日2回をおすすめします。
なぜなら、先発ヒルドイドでは1日2回使った方が保湿効果が高かったという結果があり、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーも同様と考えられるからです。
出典:マルホHP(改変)
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方4:タイミング(顔)
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使うタイミングは、朝の洗顔後と入浴後です。
朝の洗顔後に使う理由
朝起きたら洗顔しますよね。(たぶん)
洗顔すると顔はキレイになりますが、皮脂が取れて乾燥します。
その乾燥を抑えるために、朝の洗顔後に使うのです。
入浴後に使う理由
次もヒルドイドのデータですが、近い結果がでると予測できます。
出典:マルホHP
入浴後1分後にヒルドイドを塗る場合と、入浴後60分後にヒルドイドを塗る場合では、わずかながら2週間後の肌の水分量に違いがあります。
『ヒルドイドフォームとヘパリン類似物質外用泡状スプレーの6つの違い』
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの保存
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、冷蔵庫保存もOK(1℃~30℃の室温保存)です。
冷蔵庫で冷やすと泡の質感が変わりますが、泡を塗りのばしたときの冷感が肌に残り気持ちいいです。(夏におすすめ)
ヒルドイドフォーム(泡状スプレー)発売
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーが好評であるためか、ヒルドイドも泡状スプレー(ヒルドイドフォーム)の発売されました。
ただし、ヒルドイド泡状スプレーはエアゾールを使っているので、ヘアケアムースのようにプシューッと出るタイプです。
サンプルを試してみたところ、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーよりさっぱりしていて、どちらかといえば、ビーソフテンローションに近い塗り心地でした。
コチラの記事でくわしく解説しています。
『ヒルドイドフォーム(泡状スプレー)発売!気になる薬価と使用感は?』
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの効果と順番
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーはヒルドイドのジェネリックです。
効果や塗る順番はヒルドイドと同じ扱いでOKです。
<参考記事>
『ヒルドイドの保湿効果は凄すぎる!さらに傷痕、ケロイド、しもやけにも』
『ヒルドイドはニキビやニキビ痕に効く!? それは本当なの?』
『発表!ヒルドイドの順番 化粧水/乳液/ニキビ薬/ステロイド』
まとめ
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、添加物にしっとり成分ヒアルロン酸を使っているよ。
ヒアルロン酸は美容分野では美容成分(例:NALC薬用ヘパリンミルクローション )として使われているから、顔に使うと意外な効果が期待できるかもしれないね。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使い方(顔)
- 顔全体にはワンプッシュ量で充分
- しっかり伸ばす(伸ばさないと白くなる)
- 朝の洗顔後と入浴後に使う(特に入浴後は有効)
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