ヒルドイドとジェネリック(ビーソフテン/ヘパリン類似物質)3つの違い

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ヒルドイドにはジェネリックがあり、ビーソフテンもしくはヘパリン類似物質という名前で販売されています。

「ビーソフテン」はメーカーの独自名称ですので、将来的には「ヘパリン類似物質○○」となるでしょうが、現在両方の名前のジェネリックが混在しています。

ジェネリックの名前の付け方
一般名(成分名)+規格+「メーカー名」
例)ヘパリン類似物質スプレー0.3%「日医工」
例)ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「アメル」

ビーソフテン(ヘパリン類似物質)はヒルドイドのジェネリックですので、保湿剤としての効果は生物学的に同等です。

しかし、塗り薬には飲み薬にはない「塗り心地」の違いがあります。そして、その塗り心地の違いは使っている添加物で決まります。

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ヒルドイドとジェネリックの違い1
薬価(薬の価格)

ビーソフテン・ヘパリン類似物質(ジェネリック)はヒルドイド(先発)より薬価が安いです。

先発 ジェネリック
ヒルドイドソフト軟膏 ヘパリン類似物質油性クリーム
ヒルドイドソフト軟膏 ビーソフテン油性クリーム (ヘパリン類似物質油性クリーム)
薬価:22.2円 薬価:8円
ヒルドイドクリーム ビーソフテンクリーム
ヒルドイドクリーム25g ビーソフテンクリーム (ヘパリン類似物質クリーム)
薬価:22.2円 薬価:8円
ヒルドイドローション ビーソフテンローション
ヒルドイドローション ビーソフテンローション(ヘパリン類似物質ローション)
薬価:22.2円 薬価:8円
ヒルドイドフォーム ヘパリン類似物質外用スプレー
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー
ヒルドイドフォーム ヘパリン類似物質外用スプレーとヘパリン類似物質外用泡状スプレー
薬価:22.2円 薬価:14.7円

※ヒルドイドフォームは2018年9月13日に発売!
くわしくコチラの記事で!

ヒルドイドフォーム発売決定!薬価と泡スプレーの使用感はこう

薬価とは1g(1mL)あたりの薬の価格のことです。

(例)
ビーソフテンローション50g
=薬価8円×50g=400円

ヒルドイドとジェネリックの違い2と3
添加物と塗り心地

ヒルドイドとジェネリックの違いの2つめは塗り心地です。そして、塗り心地は添加物の違いから起こります。

添加物とは、薬の主成分以外に使用される、油性成分、水性成分、安定剤、保存剤、乳化剤(界面活性剤)のことです。

主成分を溶かしこむ受け皿のような役割をする添加物を基剤といいます。

ヒルドイドやビーソフテン(ヘパリン類似物質)が基剤に溶けている

ヒルドイドとビーソフテン(ヘパリン類似物質)は0.3%が主成分で、残りの99.7%は添加物です。

塗り薬の塗り心地や安定性を決める添加物は、主成分と同じくらい重要です。

特徴のある次の5種類の保湿剤の違いを確認してみましょう。

ヒルドイドローションとビーソフテンローションの違い

ヒルドイドローション
(先発)
ビーソフテンローション
(ジェネリック)
ヒルドイドローション ビーソフテンローション(ヘパリン類似物質ローション)
1本価格:約560円 1本価格:400円

ヒルドイドローションとビーソフテンローションは、添加物を見なくても、薬の外見のみで全く別の薬であることがわかると思います。

ヒルドイドローションは粘度のある乳液状です。

ヒルドイドローションを手の平に出す

ヒルドイドローションで顔にうるおい100%!使い方をホンキで解説

一方、ビーソフテンローションはさらっとした液状です。

ビーソフテンローションを手のひらへ出す

ビーソフテンローションを化粧水代わりに使うと 美容効果で顔がぷるん?

ビーソフテンローションとヘパリン類似物質外用スプレーの違い

ビーソフテンローションとヘパリン類似物質外用スプレーは、入っている液剤は添加物も含めて全く同じです。

ビーソフテンローションとヘパリン類似物質外用スプレー

ビーソフテンローションとヘパリン類似物質外用スプレーの違いは容器薬価です。スプレーボトルに入っているかどうかで、かなり値段の違いがあります。

衛生的に好ましくありませんが、ヘパリン類似物質外用スプレーにビーソフテンローションを詰め替えるという裏ワザが使えます。(ただし、メーカーは非推奨)

ヘパリン類似物質外用スプレーは顔に使うと爽快!使い方をシンプルに解説

ヒルドイドフォームとヘパリン類似物質泡状スプレーの違い

ヒルドイドフォームは形の整った泡が出ます。

一方、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーはガスを使っていないので、ほわほわ~とした泡がでます。

ヒルドイドフォームの泡とヘパリン類似物質外用泡状スプレーの泡の違い

ヒルドイドフォームはビーソフテンローションに似た使用感で、さっぱりしてベタツキがありません。

ヒルドイドフォームとヘパリン類似物質外用泡スプレーの6つの違い

一方、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーはヒルドイドクリームとローションの中間の使用感で、しっとりしています。

ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは顔もOK!使い方もこれで完璧に

ヒルドイドとジェネリックの感覚的な効果の違い

ヒルドイドビーソフテン/ヘパリン類似物質)のソフト軟膏、クリーム、ローション、フォーム。

これを同じ量を同じところへ同じ回数だけ塗れば、保湿剤としての効果は理論上同じです。

ヒルドイドの保湿効果は凄すぎる!さらに傷痕、ケロイド、しもやけにも

ヒルドイドの使い方 赤ちゃんみたいなプルプル肌になる7つのヒント

しかし、先に解説したように、塗った後のしっとり・さっぱりという感覚的な違いがあるため、保湿剤としての効果にも違いがあるように思えます

私のヒルドイドとビーソフテン(ヘパリン類似物質)の効果の満足度は次の通りです。

満足度 保湿剤 しっとり感 伸び
強い ヒルドイドソフト軟膏 強い 伸びにくい
↓↑ ヘパリン類似物質油性クリーム ↓↑ ↓↑
↓↑ ヒルドイドクリーム ↓↑ ↓↑
↓↑ ビーソフテンクリーム ↓↑ ↓↑
↓↑ ヘパリン類似物質外用泡状スプレー ↓↑ ↓↑
↓↑ ヒルドイドローション ↓↑ ↓↑
弱い ヒルドイドフォーム
ビーソフテンローション
ヘパリン類似物質外用スプレー
弱い 良好

ヒルドイドソフト軟膏は正式には軟膏ではなくクリームですが、油性成分ベースのクリームのため、肌の上にのっている感覚が持続します。

ビーソフテンローションはサラっとして塗り心地は一番です。

すぐに乾くため保湿剤としての効果の満足度は低いですが、顔やニキビ顔に使うならば、ビーソフテンローションのさっぱり感はおすすめです。

ビーソフテンローションにそっくりな市販薬もあります。

ヒルドイド市販 ビーソフテンの代わりはHPローションで決まり!

まとめ

  • ヒルドイドとジェネリックの明らかな違いは値段
  • ビーソフテン(ヘパリン類似物質)はヒルドイドのジェネリックのため、保湿剤としての効果は生物学的に同等であるが、塗り心地に違いがある
  • ヒルドイドとジェネリックの塗り心地が違う原因は、使っている添加物の違い
  • ヒルドイドとジェネリックでは、塗った後のしっとり具合などが感覚的に違いがあるため、保湿剤としての効果には違いがあるように感じてしまう