ふるさと納税はしていますか?
していないなら、もったいないです。
ふるさと納税は、サラリーマンでもできるお得な節税法です。ふるさと納税はメリットだらけで、デメリットは見当たりません。
税金を納めている方であれば、ふるさと納税をすれば得をするのです。
ふるさと納税は、いくらでもしようと思えばできます。
しかし、ふるさと納税にはお得に節税できる限度額があり、年収によって限度額が違います。
事前のシミュレーションで「いくらまでが限度額なのか」を事前に調べられます。
限度額まで計画的にふるさと納税を行うのが、お得なふるさと納税の活用法です。
- 今の年収でのふるさと納税の限度額のシミュレーション
- ふるさと納税で節税できる金額のシミュレーション
- ふるさと納税の投資還元率(利回り)
を中心に解説します。
さあ、ふるさと納税をやっていない方は今年こそデビューです。
ふるさと納税の特産品をピックアップ
ふるさと納税の仕組み、メリット、おすすめの特産品についてはこちらの記事をどうぞ
ふるさと納税サイトで有名なふるさとチョイスによると、ふるさと納税の特産品はお米が人気No.1のようです。
お米(つや姫10kg)は、1万円のふるさと納税でもらえます。
お米(つや姫10kg)は、アマゾン、楽天で4,000円~5,000円くらいのようです。
ふるさと納税の1品の節税額
私が調べた時はのお米(つや姫10kg)の値段は、アマゾン・楽天で4,000円~5,000円でした。
間と取ってお米の値段は4,500円としましょう。
1万円ふるさと納税して、4,500円のお米(つや姫10kg)と交換したことになります。
さらに、1万円のうち8,000円(1万円-2千円)は、節税できます。
ふるさと納税で得た利益
ふるさと納税の利益
=(10,000円-2,000円)ー4,500円
=3,500円
1万円ふるさと納税して、3,500円の利益を得ました。
ふるさと納税の投資還元率(利回り)
1万円投資して3500円の利益ですので、投資還元率(利回り)に換算すると35%です。
35%の利回りは、通常大きなリスクを背負わないと達成できません。
ふるさと納税は、サラリーマンでもリスクフリーで35%という利回りを手に入れられます。
さらに、ふるさと納税できる限度額までふるさと納税すると、投資還元率(利回り)は加速します。
さっそく、今の年収の限度額はいくらまでなのかをシミュレーションしてみましょう。
ふるさと納税シミュレーション: 今の年収の限度額はいくらまで
ふるさと納税で得するためには確定申告が必要です
ふるさとチョイスの「寄付金額シミュレーション(外部サイト)」を使用すれば、
今の年収のふるさと納税の限度額の目安「いくらまで?」を簡単にシミュレーションできます。
ふるさとチョイスのHPにも記載がありますが、あくまでシミュレーションですので、限度額「いくらまで?」の計算結果は目安として受け止めてください。
ふるさと納税の限度額の目安 シミュレーションの条件
本人の年収 | 500万円 |
配偶者の年収 | 100万円 |
配偶者の有無 | あり |
扶養家族の人数 | 15歳以下2人 |
寡婦の該当 | なし |
障害者の該当 | なし |
社会保険料等の金額 | 64万円 |
生命保険料 地震保険料控除額 |
なし |
医療費控除の金額 | 5万円 |
住宅借入金等特別控除額 | なし |
ふるさと納税額の限度額の目安 シミュレーション結果
本人の年収500万円、配偶者の年収100万円(医療費控除5万円)のシミュレーションの結果
※ふるさと納税適用前
本人の年収500万円、配偶者の年収100万円の場合のふるさと納税の限度額の目安は、54,262円でした。
ここでひとつ疑問がわきます。
いくらまで?の限度額の目安を超えて、ふるさと納税をするとどうなるのでしょうか?
ふるさと納税額別 節税額のシミュレーション
ふるさと納税額の限度額のシミュレーションの続き「税の減額の計算」を使用して、表とグラフにまとめます。
(本人の年収500万円、配偶者の年収100万円、医療費控除5万円の場合)
ふるさと納税額 | 所得税節税額 | 住民税節税額 | 節税額合計 | 節税効率 |
---|---|---|---|---|
¥5,000 | ¥300 | ¥2,800 | ¥3,100 | 62% |
¥10,000 | ¥800 | ¥7,300 | ¥8,100 | 81% |
¥15,000 | ¥1,300 | ¥11,800 | ¥13,100 | 87% |
¥20,000 | ¥1,800 | ¥16,200 | ¥18,000 | 90% |
¥25,000 | ¥2,300 | ¥20,700 | ¥23,000 | 92% |
¥30,000 | ¥2,800 | ¥25,200 | ¥28,000 | 93% |
¥35,000 | ¥3,300 | ¥29,700 | ¥33,000 | 94% |
¥40,000 | ¥3,900 | ¥34,200 | ¥38,100 | 95% |
¥45,000 | ¥4,400 | ¥38,700 | ¥43,100 | 96% |
¥50,000 | ¥4,900 | ¥43,200 | ¥48,100 | 96% |
¥55,000 | ¥5,400 | ¥47,000 | ¥52,400 | 95% |
¥60,000 | ¥5,900 | ¥47,500 | ¥53,400 | 89% |
「寄付金額(ふるさと納税)の限度額 シミュレーション結果」のとおり、
ふるさと納税の限度額54,262円を超えると、節税金額が減るため節税効率が悪くなり、お得感が下がります。
ふるさと納税の納税額は、5000円単位であることが多いです。
本人の年収500万円、配偶者の年収100万円、医療費控除5万円のシミュレーション条件では、
ふるさと納税の限度額「いくらまで?」は50,000円、節税額48,100円が目安です。
ただし、限度額をいくら超えても節税効率が下がるだけで、節税できないわけではありません。
ふるさと納税 おすすめの特産品の投資の利回り
ふるさと納税先 | 特産品 | ふるさと納税額 | 還元額 |
---|---|---|---|
宮崎県 都城市 |
ハンバーグ 他 |
1万円 | 4,500円 |
宮崎県 綾町 |
宮崎牛ステーキ | 1万円 | 7,000円 |
岡山県 総社市 |
お米20kg | 1万円 | 4,000円 |
北海道 寿都町 |
生うに いくら |
1万円 | 5,500円 |
北海道 当麻町 |
すいか | 1万円 | 4,000円 |
合計 | 5万円 | 2,5000円 |
おすすめの特産品、5品(ふるさと納税額5万円分)は、こちらの記事に記載しています
5万円分のふるさと納税(投資)をして、25000円の特産品(利益)を得たので、投資還元率(利回り)で50%です。
節税額は48,100円ですので、1900円分は節税できてません。
実利回り(本当の利回り)を計算すると
実利回り46.2%です。
ふるさと納税は、節税をかねた驚異的な投資還元率(利回り)を実現できます。
まとめ
- ふるさと納税は、サラリーマンでもできるお得な節税手段
- ふるさと納税はいくらでもできるが、ふるさと納税でお得に節税できる限度額がある
- お得に節税できる限度額は、年収で決まる
- 全ふるさと納税額から約2,000円分は、節税の対象外
- ふるさと納税の限度額と節税額の目安は、簡単にシミュレーションできる
- 限度額いっぱいまで、ふるさと納税をするのがお得
- ふるさと納税の特産品の還元額で計算すると、驚異的な投資還元率(利回り)になる
※納税の節税額は、簡略化しています。実際のふるさと納税の節税額とは少々誤差が生じます。
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