一時期、子供がSLにはまり、毎月のように行っていたところがありました。
その場所は、梅小路蒸気機関車館です。
子供のSLブームも去りましたが、梅小路蒸気機関車館が閉館のことを告げると「行きたい」とのことですので、平成27年8月30日で閉館となる昔の聖地へ行き、お別れのSL乗車体験をしてきました。
梅小路蒸気機関車館閉館1週間前:想像以上の混雑
梅小路蒸気機関車館は、連休等を除けば、入場・乗車切符の購入に時間がかかることはなかったのですが、閉館1週間前とのことで、さすがに混雑していました。
入場は20人~30人待ち、SL体験乗車切符の購入は、50人~100人待ちの状態でした。当然、駐車場は満車状態です。
梅小路蒸気機関車館「閉館特別切符」ゲット
有料の入場客1名につき1枚(限定4万枚)特別硬券(台紙付きD型硬券)が梅小路蒸気機関車館の閉館記念品としてもらえました。
マニア心をくすぐります。
梅小路蒸気機関車館閉館前の入場客層
梅小路蒸気機関車館は、子供が比較的多いイメージでしたが、一眼レフカメラ・ビデオカメラ、そして三脚を持った大人の多いこと。みなさん場所取りと撮影に忙しい様子です。
私もその中に紛れてがんばって撮影してきました。
こんな癒しの旅はいかがでしょうか?
SLスチーム号体験乗車【動画約2分】
梅小路蒸気機関車館のメインイベントです。
満席乗車でした。
「SLスチーム号体験乗車」は、往復1kmを約10分間にわたり、SLの旅を体験できます。隣にはJR在来線が走っていますので、運がよければ並走することもあります。
さらに、平成27年8月22日(土)23日(日)は、7100形7105号蒸気機関車「義経号」と「SLスチーム号」の並走運転体験もできる日でしたので、迫力満点の「SLダブルポー!」体験ができて子供たちも満足してくれました。
8/29(土)30(日)も、SL体験は特別スケジュールです。
「義経号」について
義経号は、平成26年4月に閉館した大阪弁天町(大阪市港区)の「交通科学博物館」にて、展示されていたものです。いつの間にかこちらへ移ってきていました。保管状態がよかったのでピカピカです。動くことができる機関車だったとは思いませんでした。
「義経号」の転車台回転は大迫力!【動画約1分】
最終運転後は、転車台(ターンテーブル)で「義経号」が回転する様子を見ることができました。
「義経号」についてアナウンスされながら、ぐるっと回転して、石炭を補充する場所まで移動しました。何回見ても圧巻です。
SLを運転する運転手さんも誇らしげに見えました。
2016年4月29日「京都鉄道博物館」開館
「梅小路蒸気機関車館(京都市)」と「交通科学博物館(大阪市)」が閉館統合され、鉄道博物館(さいたま市大宮区)、リニア・鉄道館(名古屋市港区)と並ぶ3番目の本格的な鉄道博物館「京都鉄道博物館」として、リニューアルオープンします。
SL体験は残るようでホッとしました。無くすにはもったいないです。
名古屋の旅
まとめ
「梅小路蒸気機関車館」は、新幹線停車駅のJR京都駅徒歩20分程度のところにあります。
20分と言えば、かなり遠い感じもしますが、半分くらいは公園を歩くので気持ちいいです。梅小路蒸気機関車館と同じ公園内には「京都水族館」や「すざくさめ広場(大型遊具広場)と市電広場(チンチン電車乗車:土日祝)」等があり、周辺で一日中満喫することができる新スポットとなっていました。
さらに、来春の「京都鉄道博物館」のオープンで、にぎわいが加速すること間違いなしですね。
梅小路蒸気機関車館は閉館まで1週間を切りましたが、最後に鉄道ファンでなくとも一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。
一日で周辺を回りたい方は、水族館は20時まで営業しています(夏休み期間中は21時)ので、蒸気機関車館 →広場 →水族館の順番で回って下さい。
滞在日時:平成27年8月22日 14:30~17:30
梅小路蒸気機関車館へのアクセス
京都府京都市下京区観喜寺町(梅小路公園内)
- JR京都駅中央口徒歩約20分
- 京都駅前のバス乗り場より、市バス205・208・33系統のバスに乗車「梅小路公園前」下車徒歩約5分
- 土日祝はシャトルバス「水族館シャトル」運行中
営業日と時間
平成27年8月30日閉館
10:00~17:30(入館は17:00まで)
入館料とSL体験乗車料(15名以上の団体割引あり)
高校生以上 | 4歳以上 | |
入館料 | 410円 | 100円 |
乗車料 | 200円 | 100円 |
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