大人の水疱瘡は子供より症状と跡がツライ!合併症で入院?

顔を隠す女子

水疱瘡(みずぼうそう)はヘルペスウイルスの感染が原因で発症します。

子供が水疱瘡になった時、症状は比較的軽くすみます。

  1. 軽度の発熱
  2. 水ぶくれ(水泡)
  3. かゆみ

そして、発熱→皮膚のブツブツ→水ぶくれ→かさぶたの順に、ほとんどが自然治癒して、生涯免疫を得られます。

水疱瘡に免疫のない大人が水疱瘡に感染したときは、症状は重症化しやすく、合併症に注意が必要です。

水疱瘡には潜伏期間があり、ウイルスに感染してもすぐに症状は出ません。

知らない間に自分の子供がかかっていて、免疫のない大人に子供からうつるケースが増えてきているそうです。

※水疱瘡は、専門的には水痘(すいとう)といいます。

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大人の水疱瘡の初期症状

子供の水疱瘡についてはこちら

水疱瘡の感染原因 症状が出るまでの潜伏期間と治療後の恐怖
水疱瘡は子供の間に感染することが多い病気です。感染から潜伏期間を経て発症しますが、ほっておいても自然に治ります。しかし、治った後もウイルスは除去しきれず一生付きまとってきます。

大人の水疱瘡の初期症状

  1. 少し熱っぽく、倦怠感を感じ始めます。
  2. ニキビのようなブツブツが顔などに出始めます。
    この段階では、ただのニキビと判断される場合があり、水疱瘡と気付くことも少ないです。
  3. 発熱が起こり、ニキビのようなブツブツは、水疱瘡特有のブツブツになってきます。
    このあたりで、水疱瘡だと気付きます。

大人の水疱瘡の感染経路

1回水疱瘡になると、生涯免疫を得られるため、2回目のウイルスの感染では、水疱瘡にならないと考えられています。

水疱瘡の感染の広がり方

水疱瘡の免疫を持たないが大人が、自分の子供が水疱瘡に感染したときに、子供からうつる場合があります。

大人の水疱瘡は、20代~30代前半の子育て世代の大人に多い感染症です。

水疱瘡は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」という、ヘルペスウイルスの感染が原因で起こる病気です。

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染原因となる感染経路は主に3つあり、強力な感染力を持っています。

  1. 飛沫感染
  2. 接触感染
  3. 空気感染

子供の水疱瘡の場合は、保育園、幼稚園内で水疱瘡が流行したときに、いずれかの感染経路から感染することがほとんどですが、
大人の水疱瘡は、自分の子供が感染の原因であることがほとんどです。

大人の水疱瘡の症状と合併症

水疱瘡ワクチンと他の予防接種との同時接種 効果と副反応(副作用)
水疱瘡は予防接種でほぼ完全に予防できる感染症です。水疱瘡ワクチンは日本が開発された、WHOで有効性と安全性が評価された効果の高いものです。同時接種の考え方にも言及します。

大人と子供の水疱瘡の皮膚の水ぶくれの症状の違い

子供の水疱瘡でも、次のような皮膚の症状が現れますが、大人の水疱瘡の場合は、多くの水ぶくれ症状が出ることが多いです。

水疱瘡の症状の皮膚の状況

大人と子供の水疱瘡の水ぶくれ症状の跡の違い

大人と子供の水疱瘡の跡の残り方の違い

子供の水疱瘡の場合は、1年以内に水ぶくれの跡は跡方なく綺麗になくなりますが、大人の水疱瘡の跡は、だらだらと跡が残り消えにくいです。

理由は2点あげられます。

  1. 大人は、肌の代謝が子供と比べると良くないから
  2. 大人の水ぶくれの症状は、子供の水ぶくれ症状より強く出るから

水疱瘡の水ぶくれ症状の跡を消す方法

一番の水疱瘡の跡を残さない方法は、水ぶくれの症状を早期に鎮めて、かさぶたになるまで、水ぶくれをつぶさないことです。

水ぶくれの症状を早期に鎮める薬

水疱瘡の治療 飲み薬バルトレックス、塗り薬カチリ、抗生物質
ゾビラックス、バルトレックス等の治療薬を使うことで、水疱瘡の皮膚症状である水ぶくれの広がりを抑えたり、かゆみを抑えられます。カチリ、抗生物質、解熱鎮痛薬を使用することもあります。

水ぶくれ症状の跡を消す薬として、ケロイドや肥厚性瘢痕(傷の盛り上がり)に効果があるリザベンがあります。

大人の水疱瘡は高熱がでることもある

子供の水疱瘡の場合は、発熱は37度~38度程度の微熱がほとんどですが、
大人の水疱瘡の場合は、39度~40度近くの高熱が出ることがあります。

通常、2日もすれば、熱は下がってきますが、高熱が続くときは注意が必要です。

水痘肺炎という水疱瘡の合併症を起こしている可能性があるからです。

(水痘肺炎は)成人では16~50%にみられ、男性、妊婦、喫煙が危険因子で、喫煙者の発症は非喫煙者の15倍とされている

国立感染症研究所HPより

大人の水疱瘡は入院することもある

高熱が続き、水痘肺炎(合併症)を起こしている疑いがある時は、入院になる場合もあります。

水痘肺炎(合併症)が自宅療養としないで、入院を選ぶ理由として次のような理由が考えられます。

  1. 抗生物質の点滴が必要なため
  2. 水疱瘡の感染を広げないため
  3. 水痘肺炎は、嘔吐、けいれん、意識障害を起こすことがあるため

まとめ

  1. 大人の水疱瘡は、子供の水疱瘡より症状が重症化しやすい
  2. 水痘肺炎という合併症に注意する
  3. 高熱が下がらないときは、合併症を疑う
  4. 子供よりも、大人の方が水疱瘡で入院する確率は高い
  5. 大人の水疱瘡は、子供よりも水ぶくれの跡が消えにくい