日焼け止めの表示と効果 SPFはサンバーン、PAはうっかりサンタンを防ぐ

SPF30

紫外線の有害作用が一般的に広がり、さまざまな日焼け対策が行われるようになりました。

全身何かで覆ってしまうのが、最も効果がある日焼け対策かもしれませんが、なかなかそういうわけにもいきません。少なくとも手や顔は露出することになります。

そこで登場するのが日焼け止め(サンスクリーン)です。

さまざまな日焼け止めがありますが、選び方が間違っていると、肌への負担が増えるばかりで、期待した効果が得られません。

日焼け止めの選び方を知るためには、先に紫外線と日焼け止めの表示(SPF、PA)について知る必要があります。

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紫外線UVAとUVBの知識

紫外線の知識については、こちらの記事を参考にして下さい

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サンバーンとサンタンの違い

日焼けには、サンバーンとサンタンがあります。

日焼けサンバーンとサンタンの違い

サンバーンは日焼け直後から見られ肌が赤く炎症を起こします。サンタンはサンバーンが消えた後から起こり、肌が黒くなってくるのが特徴です。

サンバーン(赤い日焼け)

サンバーンは、名前(sunburn)のとおり「日焼けによる火傷(やけど)」です。

サンバーンは、日焼けしてすぐに赤くなり、1日くらいでピークを迎えます。その後2.3日で赤みが取れてきます。

サンバーンはひりひりとした痛みを伴い、強い紫外線を短時間で浴びた場合、水ぶくれや皮がめくれたりすることがあります。

サンバーンは、後述するSPFが深く関わっています。

サンタン(黒い日焼け)

サンタンは、サンバーンが取れて、数日後から少しずつ肌が黒くなることです。

サンタンは、数週間から数カ月肌の黒さを保ち、自然に元の肌の色へ戻ります。

サンタンは、メラニンが活性化されたことによる、紫外線に対する防御反応です。

女性は、肌が黒くなることは悪だ考えていると思いますが、サンタンで肌が黒くなることで紫外線から肌を守っているのです。

サンタンは、後述するSPFとPAが関わっています。

サンバーンを起こしやすい人

肌の色が黒さは、紫外線に対する抵抗力の強さでしたね。

肌のタイプは、肌の白いタイプⅠから、肌の黒いタイプⅥまで6段階に分けられています。

日本人の肌のタイプは、タイプⅡからⅣくらいです。色白の人はタイプⅡが多く、色黒の人はタイプⅣが多くなります。

肌のタイプ

サンバーン サンタン
すぐに赤くなる 黒くなりにくい
平均的 平均的
あまり赤くならない 黒くなる

日焼け止めの効果:SPF

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SPFとはSun Protection Factorの略で、紫外線防御指数といいます。
SPFは、UVBによるサンバーンを起こす時間を延長できる力の強さを示しています。

つまり、SPFはサンバーンを起こさないための防御効果の指標です。

SPFが高い日焼け止めが、強い紫外線を防げるわけではありません。

SPFとサンバーン

肌のタイプにもよりますが、
日焼けをすると、20分程度で赤くなり、サンバーンが起こり始めます。

日焼け止めを塗らない状態がSPF1です。

SPF○の日焼け止めを使うことで

  • SPF2  :20分× 2=40分
  • SPF10:20分×10=200分

肌が赤くなるのを延長できるのです。

SPFの日焼け止めへの表記は50が最大で、SPF50以上の場合は50+と記載されています。

SPF50の場合、計算上は半日以上日焼け止め効果が持続することになりますが、実際はそこまで効果は持続しません。

なぜならば、日焼け止めは、時間ともに肌からはがれおちたり、日焼け止め効果が減弱したりすることがあるからです。

日焼け止め効果:PA

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PAとはProtection Grade of UVAの略で、UVA防御指数といいます。

PAは、名前の通りUVAに対する防止力を表す指標です。

PAは、日焼け止めへの表記方法がSPFとは異なり、数字では表記されていません。

PAは効果を「+」の数で表記し、「PA+」~「PA++++」の4段階があります。
当然、UVAに対する防御効果は「+」の数が多いほど効果があります。

UVBの方が肌への影響があるため、PAよりSPFの方が注目されがちです。

しかし、UVAは季節による変動が少ないため、年中降り注いでいます。

UVAのうっかり日焼けで、サンバーンに気付かない間にサンタンを起こしていることがあり、注意が必要な紫外線です。PAにも注目していきましょう。

天気、季節、時間帯、地域別の紫外線影響を紫外線指数(UVインデックス)で解説
紫外線の影響は、天気、季節、時間帯、地域で異なることが知られています。実際どのくらい異なるかをUVB量、UVA量、紫外線指数(UVインデックス)で解説します。

まとめ

  1. サンバーンは「やけど」で、紫外線を浴びて20分程度で起こり始め、24時間後に最大になる
  2. サンタンは、サンバーンが治まった後の鈍い日焼けで、数週間から数カ月肌の黒さを保ち、自然に元の肌の色へ戻る
  3. SPFはサンバーンを起こさないための、UVBに対する防御力を表す指標
  4. PAは、UVAに対する防止力を表す指標
  5. UVAは季節による強さの変動が少ないため、冬のうっかり日焼けに注意
    PAにも注目
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