マジでびびった!アラミストはフルナーゼの進化版ステロイド点鼻薬だった

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かなり昔、ステロイド点鼻薬の主流は「フルナーゼ」と「アルロイヤー、ナナドラ、ナイスピーなど」でした。

しかし、アルロイヤーなどは1日4回使わなくてはならなかったため、次第に存在感を消していき、1日2回でOKな「フルナーゼ」が主流となりました。

そして、1日1回タイプの「ナゾネックス」が2008年に発売されてからは「フルナーゼ」の地位が脅かされることになり、2009年に「フルナーゼ」を発売しているメーカーはフルナーゼの進化版点鼻薬「アラミスト」を発売しました。

現在、ステロイド点鼻薬は「アラミスト」と「ナゾネックス」が市場を寡占しています。

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本記事は、フルナーゼとアラミストの違いを解説します。

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点鼻容器の違い

フルナーゼは子供用(56噴霧用)と大人用(28噴霧用と56噴霧用)の3種類があります。

フルナーゼ点鼻液(小児用、成人用)

ただし、子供用と大人用は成分量の違いはなく、1回噴霧あたりの噴霧量が違うだけです。
(小児用は1噴霧で成人用の0.5噴霧分が出る)

アラミストは大人も子供も共通で使える1種類に集約されました。

アラミスト点鼻液

点鼻回数の違い

フルナーゼは1日2回使う

<大人>

フルナーゼを1日2回両方の鼻に1回1噴霧点鼻します。1日最大8噴霧まで増量できます。

<15歳未満の子供>

小児用フルナーゼを1日2回両方の鼻に1回1噴霧点鼻します。1日最大8噴霧まで増量できます。

アラミストは1日1回でOK

アラミストは15歳をさかいに噴霧回数が違います。

15歳未満の子供は1回1噴霧で、15歳以上は1回2噴霧です。

アラミスト点鼻薬の使い方 花粉症にいつ・どう使うのが効果的?

使える最低年齢の違い

小児用フルナーゼとアラミストは「子供が安全に使える年齢に違い」があります。

  • 小児用フルナーゼ:5歳以上
  • アラミスト:2歳以上

しかしながら、鼻内が鼻水でいっぱいのときに点鼻薬を使っても、鼻水に薬液が吸収されて薬が効きません。点鼻薬を使う前に鼻をかむ必要があります。

5歳くらいにならないと鼻をかめないため、結局はどちらも5歳くらいにならないと効果はあまり期待できません。

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効果と成分の違い

「アラミストがフルナーゼからどう進化しているか?」で、一番気になるのが効果の違いだと思います。

しかし、アラミストとフルナーゼの効果の違いはありません。アラミストはフルナーゼを1日2回使ったときと同等の効果があります。

アラミスト点鼻薬とフルナーゼ点鼻薬の効果の違い

比較試験を参考に作成
(対象:季節性アレルギー性鼻炎の患者)

フルナーゼの主成分はフルチカゾンプロピオン酸エステルで、アラミストの主成分はフルチカゾンフランカルボン酸エステルです。

アラミストの主成分はフルナーゼの主成分より、効果が長い間持続する特徴があるのです。

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使用感の違い

フルナーゼはビューっと勢いよく噴霧されるのに対して、アラミストはふわっと霧が噴霧されます。

また、フルナーゼは使った後に「変な臭いが鼻から口にかけて残る感じ」や「液だれ」することがあり、後味がよくありませんでしたが、アラミストではこの後味の悪さは改善されています。

薬価とジェネリックの違い

フルナーゼは古い薬ですので、アラミストと比べて薬価が安いです。

薬価とは国が決めた薬の価格のことで、西暦の偶数年の4月に改定されます。

さらにフルナーゼはジェネリック(スカイロン、ミリカレット、フルチカゾンなど)もあるため、それを選択すればさらに薬価差が広がります。

アラミストは2018年現在ジェネリックはありません。

点鼻薬(点鼻可能回数) 薬価 1回噴霧あたりの薬価
アラミスト(56) 1893.9 33.8
フルナーゼ(28) 655.4 23.4
スカイロン(28) 417.5 14.9
ミリカレット(28) 417.5 14.9
フルナーゼ(56) 1260.9 22.5
スカイロン(56) 769.2 13.7
ミリカレット(56) 769.2 13.7
小児用フルナーゼ(56) 639.2 11.4
フルチカゾン小児用(56) 403.0 7.2

※2018年薬価

ナゾネックス・アラミストの市販はない!ステロイド点鼻薬の市販はコレ!

まとめ

アラミスト フルナーゼ
成分 FF FP
親和性 1.7倍
回数 1日1回 1日2回
効果 同等
効果時間 長い 短い
臭い 無臭 有臭
ジェネリック なし スカイロン
ミリカレット
フルチカゾン
(参考)
喘息吸入薬
レルベア
アニュイティ
アドエア
フルタイド

FF:フルチカゾンフランカルボン酸エステル
FP:フルチカゾンプロピオン酸エステル

ステロイド点鼻薬の特徴(アラミスト、ナゾネックス、フルナーゼ、エリザス)