知らないと損をする!アラミストとナゾネックスの7つの違い

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ステロイド点鼻薬は主に4種類です。

  • アラミスト
  • ナゾネックス
  • エリザス
  • フルナーゼ、小児用フルナーゼ

ですが、花粉症でよく使われるステロイド点鼻薬ナゾネックスアラミストです。

どちらも1日1回の点鼻で済むため使い勝手がいいからです。

(エリザスも1日1回タイプですが、粉を点鼻するやや特殊な点鼻薬です)

そして「アラミストとナゾネックスの違い」で、最も気になることは「どちらが花粉症に効くのか?」でしょう。

しかし、アラミストとナゾネックスは、効果の優越を示した証拠(エビデンス)がなく、同等の効果があると考えられています。

つまり、花粉症に使う場合は使い勝手で決めてしまってOKなのです。

本記事は「アラミストとナゾネックスの違い」を解説します。あなたに合う点鼻薬がはっきりでしょう。

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噴霧できる回数の違い

アラミストとナゾネックスの違いの1つ目は「デバイスの噴霧できる回数の違い」です。

アラミストは56噴霧(約2週間分)できる1種類のデバイスしかありませんが、ナゾネックスは56噴霧用(約2週間分)と112噴霧用(約4週間分)の2種類のデバイスがあります。

アラミスト点鼻液

アラミスト点鼻薬

ナゾネックス点鼻(56噴霧用と112噴霧用)

ナゾネックス点鼻薬

薬価の違い

アラミストとナゾネックスの違いの2つ目は「薬価の違い」です。アラミストはナゾネックスより薬価が割高です。

薬価とは国が決めた薬の価格のことで、西暦の偶数年の4月に改定されます。

点鼻薬 薬価 1噴霧あたりの薬価
アラミスト 1893.9 33.8
ナゾネックス(56) 1791.6 32.0
ナゾネックス(112) 3602.3 32.1

(2018年薬価)

点鼻液が見えるかどうかの違い

アラミストとナゾネックスの違いの3つ目は「点鼻液が見えるかどうか」です。

ナゾネックスは中の点鼻液が見えませんが、アラミストは透明の窓から中の点鼻液が見えます。

ただし、点鼻液が見えるからといってもメリットはありません。むしろデメリットです。なぜなら、点鼻液が見えるから「最後まで使いきってしまおう」という気持ちがはたらくからです。

アラミストは56回使った後でもこれくらい薬液は残っています。

ナゾネックス点鼻薬を使う前と56回使った後

出典:グラクソスミスクラインHP

アラミストは62回(空噴霧6回+56回)以上使えますが、メーカーが定量噴霧を保証している回数は62回です。

それ以上は点鼻液の噴霧量が少なくなり、アラミストがしっかり効かない可能性があります。

アラミスト点鼻薬は花粉症にすぐに効かない?効果はジワーっとやってくる

ナゾネックスも同じです。

中が見えませんが、メーカーが保証する使用回数は、56回噴霧用は66回(56回+空噴霧10回)まで、112回噴霧用は122回(112回+空噴霧10回)までです。

ナゾネックス点鼻薬を風邪の鼻水・鼻づまりに?その使い方は間違い

点鼻方法の違い

アラミストとナゾネックスの違いの4つ目は「点鼻方法(デバイスの握り方)の違い」です。

ナゾネックスは使い慣れた従来の点鼻薬と同じように握って使います。

ナゾネックスの握り方(点鼻方法)

出典:グラクソスミスクライン社HP

ナゾネックスの使い方 ステロイド点鼻薬は花粉症にこう使おう!

一方、アラミストはレバー(グリップ)が横に付いているので、デバイスを握るようにして使います。このようにです。

アラミストの握り方

出典:グラクソスミスクライン社HP

また、アラミストは大人が子供の点鼻を手伝いやすいデバイスをしています。

アラミスト点鼻薬の使い方(子供)

出典:グラクソスミスクライン社HP

アラミスト点鼻薬を子供の花粉症におすすめする3つの理由

こちらがアラミストとナゾネックスの点鼻のフローチャートです。

  1. 点鼻前に鼻をかんで鼻の通りをよくする(←重要)
  2. 点鼻薬をよく振る
    (そうしないと一定量を正しく噴霧できません)
  3. キャップはひねらずまっすぐ引き抜く
  4. 初めて使うときは6回(アラミスト)10回(ナゾネックス)空噴霧する
    (アラミストとナゾネックスの違いの5つ目)
  5. 両方の鼻に必要回数点鼻する
  6. 点鼻後は1回鼻で息を吸って、液が鼻の奥までいきわたるようにする
  7. 点鼻薬の先端をティッシュで拭きとり、清潔に保つ

アラミストは2番「点鼻液薬をよく振る」が大切です。

アラミストはネバネバっとした懸濁液(けんだくえき)で、よく振ってサラサラの液体に変える必要があるからです。そうしないと、しっかりミスト状に点鼻できません。

アラミスト点鼻薬の使い方 花粉症にいつ使うのが効果的?

噴霧の雰囲気の違い

アラミストとナゾネックスの違いの6つ目は「噴霧の雰囲気の違い」です。

アラミストはふわっ~とミスト状に噴霧されるので、液だれ・刺激感・使用感が少ないです。(反対に「使った感じがしない」「効いた感じがしない」という意見もある)

マジでびびった!アラミストはフルナーゼの進化版ステロイド点鼻薬だった

一方、ナゾネックスはビューっと勢いよく噴霧されます。そのため、ナゾネックスはアラミストに比べて鼻の刺激感の副作用が目立ちます。

<ナゾネックスの副作用>

副作用 副作用頻度
大人 子供
鼻の刺激感・痛みなど 2.3% 1.7%
喉の刺激感・不快感など 1.6%
鼻出血(鼻血) 1.0%
副作用全体 7.2% 2.7%

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子供の年齢制限の違い

アラミストとナゾネックスの違いの7つ目は「子供が安全に使える年齢の違い」です。

  • アラミスト:2歳以上
  • ナゾネックス:3歳以上

ナゾネックスは子供の花粉症もOK!何歳から1日何回使えるの?

しかしながら、私は「5歳未満の子供が点鼻薬を使ったとしても、ほとんど効かない」と感じています。

その理由は、5歳くらいにならないと鼻をかめないからです。

花粉症の鼻症状は鼻水鼻づまりが問題です。

鼻内が鼻水でいっぱいのときに点鼻薬を使っても、鼻水に薬液が吸収されて効きません。鼻水がひどいときは、点鼻薬を使う前に鼻をかむ必要があるのです。

ナゾネックス点鼻薬は花粉症にすぐに効かない!効いてくるのはX日後

あなたに合うアラミストとナゾネックスは?

アラミストが合う方

  • 大人が子供の点鼻を手伝いたい
  • 液だれや刺激感の少ない点鼻薬がいい

ナゾネックスが合う方

  • 従来の点鼻方法で使いたい
  • 1本でたくさん使える点鼻薬がいい
  • 価格は安い点鼻薬がいい
  • 使った満足感(使用感)が欲しい

ステロイド点鼻薬の特徴(アラミスト、ナゾネックス、フルナーゼ、エリザス)