アラミスト点鼻薬は花粉症にすぐに効かない!効果はジワーっとやってくる

アラミスト点鼻薬
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アラミストはナゾネックスに続く2番目の1日1回タイプのステロイド点鼻薬で、長時間効果が持続するように改良されたフルナーゼの進化薬です。

しかしながら「アラミスト点鼻薬は花粉症に使っても効かない」とも聞きます。

確かにアラミスト点鼻薬はすぐに効きません。効果を実感できるには一定の期間が必要です。

ただ、アラミスト点鼻薬の使い方にも問題があるようにも感じます。

※アラミスト点鼻薬の正式名称はアラミスト点鼻です

アラミストはステロイドの点鼻薬

鼻の炎症を抑えて鼻水・鼻づまり・鼻のかゆみをやわらげる薬がステロイド点鼻薬です。

ステロイド点鼻薬は主に4種類(アラミスト、ナゾネックス、フルナーゼ、エリザス)がありますが、よく使われているステロイド点鼻薬はアラミストナゾネックスです。

ステロイド点鼻薬(アラミスト、ナゾネックス、フルナーゼ、エリザス)

ステロイド点鼻薬の特徴(アラミスト、ナゾネックス、フルナーゼ、エリザス)

 

アラミスト点鼻薬の主成分はフルチカゾンフランカルボン酸エステルです。

アラミストとフルナーゼは同じメーカーが販売しています。

アラミスト発売後はフルナーゼは発売中止になると思っていましたが、アラミストを1日1回使っただけでは効いた気がしない(効かない?使った気がしない?)という意見もあり、現在もフルナーゼの販売は継続しています。

マジでびびった!アラミストはフルナーゼの進化版ステロイド点鼻薬だった

 

また、アラミスト点鼻薬は点鼻容器の使い方(点鼻方法)が特徴的です。

「アラミスト点鼻薬はレバーが若干硬く使いにくい」という意見もありますが、大人が子供に点鼻するときは非常に使いやすい形をしています。

アラミスト点鼻薬の使い方(子供)

出典:グラクソスミスクライン社HP

アラミスト点鼻薬を子供の花粉症におすすめする3つの理由

アラミスト点鼻薬はすぐに効かない

アラミスト点鼻薬のメーカーがいうには、アラミスト点鼻薬の効果は使ってから24時間以内に効果があるそうです。

24時間以内の効果があらわれます。個人差がありますので、効果を実感できるまでに数日かかる場合もあります。

Okubo K et al :Allergy Asthma Proc 2009;30(1):84-94

しかしながら、24時間以内に効果が表れるからといって鼻水・鼻づまり・くしゃみ・鼻のかゆみといった花粉症の苦しみから解放されるわけではありません。

多くの方が「花粉症が楽になった(効いてきた)」と感じるのは、アラミスト点鼻薬を使い始めて14日日程度使った後です。

花粉症の鼻症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)の平均スコア
(スコアが小さい方が花粉症の症状が少ない)

アラミスト点鼻薬がすぐに効かないことを証明したグラフ

国内長期投与試験を参考に作成
(対象:通年性アレルギー性鼻炎患者(小児))

<比較記事>
ナゾネックス点鼻薬は花粉症にすぐに効かない!効いてくるのはX日後

 

このようにアラミスト点鼻薬は花粉症にすぐに効かないことがわかります。

アラミスト点鼻薬の効果

アラミスト点鼻薬はすぐに効きませんが、花粉症や通年性アレルギー性鼻炎の鼻症状(鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみ)に効果を発揮します。

通年性アレルギー性鼻炎とは、花粉症シーズンのような鼻症状が続く1年中続くアレルギー疾患です。

また、アラミスト点鼻薬は目のかゆみにも効果があったというデータもあります。

<花粉症目薬の参考記事>

抗アレルギー点眼薬の違い 花粉症になる前に知るべき3つの知識

アラミスト点鼻薬の効果(大人)

2年以上のスギ花粉症を患っている16歳以上の大人に、アラミストとプラセボ(偽薬)を2週間使った結果はこうです。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの平均スコア

アラミスト点鼻液の花粉症への効果(大人)

国内第Ⅲ相試験を参考に作成
(対象:成人花粉症患者)

 

プラセボを使っていた方の花粉症は悪化しています(お気の毒)。アラミスト点鼻薬は花粉症の鼻水、鼻づまり、くしゃみに効果があるのが確認できます。

アラミスト点鼻薬の効果(子供)

通年性アレルギー性鼻炎を患っている6歳以上15歳未満の子供に、アラミスト点鼻薬とプラセボ(偽薬)を2週間使った結果はこうです。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの平均スコア

アラミスト点鼻液の通年性アレルギー性鼻炎に対する効果(子供)

国内第Ⅲ相試験を参考に作成
(対象:通年性アレルギー性鼻炎患者(小児))

 

アラミスト点鼻薬は通年性アレルギー性鼻炎にも効果があることがわかります。

アラミスト点鼻薬が花粉症に効かない理由

アラミスト点鼻薬はすぐに効かないのは事実ですが、誤った使い方が「アラミスト点鼻薬は効かない」を引き起こしているともいえます。

  • 花粉症の症状が出てから使う
  • 花粉症の症状が出ているときだけ使う

このようなアラミスト点鼻薬の使い方は炎症が蓄積するばかりで、花粉症が発症するのを待っているのと同じです。

また、アラミスト点鼻薬は、連続で使い続けないと十分な効果を発揮しません。

アラミスト点鼻薬の使い方を変えれば、「アラミスト点鼻薬は効かない」は解決します。くわしくはコチラの記事で解説しています。

アラミスト点鼻薬の使い方 花粉症にいつ・どう使うのが効果的?

アラミスト点鼻薬は抗アレルギー薬との併用がおすすめ

花粉症の鼻水症状を解決する抗ヒスタミン薬と、鼻づまり症状を解決する抗ロイコトリエン薬。これをまとめて抗アレルギー薬といいます。

(実際は、ケミカルメディエーター遊離抑制薬、抗トロンボキサン薬、抗サイトカインも抗アレルギー薬ですが、あまり使われていません)

抗アレルギー薬はステロイド点鼻薬より速く花粉症に効くため、[抗アレルギー薬+ステロイド点鼻薬]の併用は相性がいいです。

<抗ヒスタミン薬>

アレグラ、ザイザル、アレロック、アレジオンの強さ 眠くならない抗アレルギー薬は?

<抗ロイコトリエン薬>

キプレス、シングレア(モンテルカスト)は花粉症鼻づまりに効果良好!

 

また、即効性のある花粉症症薬にディレグラ配合錠セレスタミンは配合錠鼻づまり点鼻薬がありますが、アラミスト点鼻薬のように使い続けてはいけません。

ディレグラは長期服用は厳禁!でも花粉症鼻づまりにケタ外れの効果あり

セレスタミンの強さの秘密はステロイド!だから花粉症に効果抜群

トラマゾリン、プリビナ、コールタイジン点鼻薬の使いすぎはダメ!

まとめ

  • アラミストは花粉症や通年性アレルギー性鼻炎の鼻症状(鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみ)に効果を発揮する
  • アラミストはすぐには効かないが、使い続ければ抗ヒスタミン薬に匹敵するくらい効果がある
  • 「アラミストはすぐには効かない」原因は、使い方にも問題が
  • アラミストは花粉症シーズンが入る前から使い始め、花粉シーズン中は使い続ける

知らないと損をする!アラミストとナゾネックスの7つの違い

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