日焼け止めの選び方 毎日用はSPF、PA最強× 肌に優しい成分がおすすめ

最強の日焼け対策は全身を何かで覆うことですが、覆い切れない場所もあります。

そこで登場するのが日焼け止めです。

日焼け止めは、SPF、PAを強調したものがおすすめ!といわれています。

確かにSPF50+、PA++++が最強であることは間違いないですが、

最強の日焼け止めを毎日使うのではなく、用途別に肌に優しい日焼け止めをおすすめします。

  • 敏感肌用
  • 毎日用
  • 海用…

4・5月からは、日焼け止めは特に毎日使うと思います。

日焼け止めの選び方が間違っていると、日焼け止めかぶれなど、肌への負担が増えるばかりです。

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2種類の日焼け止め成分を比較

日焼け止めの選び方(成分基準)を知る前に、2種類の日焼け止めの成分について解説します。

  1. 紫外線散乱剤で、紫外線を反射する
  2. 紫外線吸収剤で、紫外線のエネルギーを吸収する

日焼け止め成分の紫外線散乱剤と紫外線吸収剤には、メリットとデメリットがあります。

なぜ紫外線で日焼け、シミが起こるのか? UVA、UVBの違いは?
地上に降り注ぐ紫外線はUVAとUVBがあり、どちらも体が肌に有害です。日焼け、しわ、シミ、そばかす、皮膚がん、白内障の原因です。若いときから対策をすることは大切です。

日焼け止め成分1:
紫外線散乱剤

紫外線散乱剤が紫外線をブロックする仕組み

紫外線散乱剤は紫外線を反射させて、紫外線が角質に透過するのを防ぎます。

紫外線散乱剤成分の例

  • 酸化亜鉛
  • 酸化チタン

酸化亜鉛と酸化チタンは、もともとは白いパウダー状の結晶です。
それを基剤に溶かしこんで、日焼け止め成分として使用しています。

紫外線散乱剤のメリット

  • 日焼け止めの効果が長持ちしやすい
  • 有機化合物ではないため肌に優しい成分といわれる(敏感肌用?)

紫外線散乱剤のデメリット

  • 日焼け止めが白浮きしやすい
  • 洗顔では日焼け止めが落ちにくい

日焼け止め成分2:
紫外線吸収剤

紫外線吸収剤が紫外線をブロックする仕組み

紫外線吸収剤は紫外線エネルギーを取りこんで、熱や赤外線などに変化させます。

その作用が紫外線が肌への透過を防ぎます。

紫外線吸収剤成分の例

  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • メトキシケイヒ酸オクチルなど

日焼け止め成分の長い横文字は紫外線吸収剤の可能性が高いです。

紫外線吸収剤のメリット

  • 無色透明なので日焼け止めが白浮きしない
  • 日焼け止めの塗り心地がいい

紫外線吸収剤のデメリット

  • 肌に優しくないといわれる
    (敏感肌に適さない?)
  • 汗に強く、流れ落ちにくい
    (海に最適)

シナール(ビタミンC)の美白効果でシミ、紫外線(日焼け)対策
シナール(ビタミンC)には、メラニン色素の過剰生成を抑え、シミをうすめたり予防したりする美白効果があります。肝斑薬トランサミン(トラネキサム酸)との併用も多いです。

子供や敏感肌の日焼け止めの選び方
(成分基準)

ノンケミカルは肌に優しい日焼け止め?

  • 紫外線吸収剤無配合
  • 紫外線吸収剤フリー
  • ノンケミカル

これらの表示は「紫外線吸収剤が入っていない」という意味です。

ノンケミカル日焼け止め、無香料・無着色の日焼け止めは肌に優しいため子供や敏感肌の方におすすめ!といわれますが、一概にそうとも言い切れません。

紫外線吸収剤が入った日焼け止めでも、肌に優しい日焼け止めはあります。

紫外線吸収剤タイプの日焼け止め
(おすすめ)

成分
水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エタノール、PG、ジメチコン、エチルヘキシルトリアゾンジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、 BG、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クインスシードエキス、ヒメフウロエキス、キハダ樹皮エキス、ヒアルロン酸Na、(アクリレーツ/アクリル酸 アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、酢酸トコフェロール、水酸化Na、BHT、メチルパラベン

ニベアサンプロテクトウォータージェルは、紫外線吸収剤タイプの無香料、無着色、アレルギーテスト済みの日焼け止めです。

メーカーのHPには「日常紫外線から素肌をやさしく守る。みずみずしい、化粧水感覚のUVジェル。とろけるように肌になじむ」とあります。

まさにその通りでおすすめです。

Amazonのレビューを見てみると、
ニベアサンプロテクトウォータージェルは、かぶれたというレビューが見当たりません。

紫外線吸収剤フリーやノンケミカルにこだわらなくても、かぶれにくい肌に優しい日焼け止めはある。

といういい例です。

ノンケミカル日焼け止め
(おすすめ)

成分
シクロメチコン、水、BG、ジメチコン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、ジメチコンコポリオール、グリセリン、ポリメタクリル酸メチル、シリカ、ジ ステアリン酸Al、ジステアルジモニウムヘクトライト、セスキイソステアリン酸ソルビタン、キシリトール、イソステアリン酸、水酸化Al、メタリン酸Na、トコフェロール、酸化亜鉛酸化チタン

敏感肌で、どうしてもノンケミカルで選びたいという方には、ドゥーエ日焼け止めノンケミカルがおすすめです。

その名の通り、ドゥーエ日焼け止めノンケミカルは、紫外線吸収剤フリー・ノンケミカルの日焼け止めです。

<ドゥーエ日焼け止めノンケミカルの使用感(敏感肌の私)>

ドゥーエ日焼け止めノンケミカルは、しっかり伸ばさないと白浮きします。
何かにおおわれている感覚があります。

2時間程度で、日焼け止めが肌にのっている感覚がなくなります。

4月・5月からは毎日朝外出前に塗って、昼に塗り直します。
海以外の日焼け対策で困ったことはありません。

敏感肌日焼け止めに紫外線吸収剤はNG? 肌に優しいのはノンケミカル?
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日焼け止めの焼けない効果:
SPFとPA

日焼け止めの選び方(SPF、PA基準)を知る前に、日焼け止めの焼けない効果の表示SPFとPAを解説します。

SPFとは

SPFとは、UVBによるサンバーン(赤い日焼け)を起こす時間を延長できる力の強さです。

SPF:Sun Protection Factor

日焼け止めを塗らない状態がSPF1です。

SPF○の日焼け止めを使うことで、肌が赤くなるのを計算上は延長できます。

  • SPF30:20分×30=60分
  • SPF50:20分×50=1000分

日焼け止めのSPF表示は50が最大で、SPF50以上の場合はSPF50+と表示します。

SPF50は、計算上半日以上効果が持続しますが、実際はそこまで焼けない効果は持続しません。

なぜならば、日焼け止めは汗などで肌からはがれおちるからです。

今年は絶対焼けない! 日焼け止めの効果的な使い方(量、頻度)
日焼け止めの使い方(量と頻度)が間違っていると、肌への負担が増えるばかりで、期待した日焼け止め効果が得られません。

PAとは

PAとは、UVAに対する防止力を表す指標です。

PA:Protection Grade of UVA

日焼け止めへのPA表示方法はSPFとは違い、数字ではありません。

PAは効果を「+」の数で表し、「PA+」~「PA++++」の4段階があります。
当然、UVAに対する防御効果は「+」の数が多いほど強いです。

UVBの方が肌への影響があるため、PAよりSPFの方が注目されがちです。

しかし、UVAの紫外線量は季節による変動が少ないため、年中降り注いでいます。

UVAでサンタン(黒い日焼け)を起こしていることがあります。日焼け止めのPAにも注目していきましょう。

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毎日の日焼け止めの選び方
(SPF、PA基準)

毎日の日焼け止めの選び方

毎日用おすすめの条件

  • SPF:2~15
  • PA:+~++

最近の日焼け止めは、SPFとPAと強調したもの(SPF50+、PA++++が最強)が多いです。

毎日使う日常生活レベルでは、そこまで数値の高い日焼け止めを選ぶ必要はありません。

SPFとPAをあげるためには、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤を増やす必要があります。

毎日塗れば日焼け止めかぶれなど、肌への負担が増えるからです。

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レジャー時の日焼け止めの選び方

レジャー用おすすめの条件

  • SPF:15~30
  • PA:++~+++

紫外線の強い季節に外出して、レジャーやスポーツを楽しみたいときは、もう少し数値の高い日焼け止めを選びます。

海、山、絶対焼かないレベルの日焼け止めの選び方

海山用おすすめの条件

  • SPF:30~50+
  • PA:+++~++++

海水浴や山などで本気で日焼け対策したい人は、さらに数値が高い日焼け止めを選びます。

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日焼け止めの選び方(SPF、PA基準)のまとめ

日焼け止めの選び方(SPF、PA基準)

まとめ

  1. 日焼け止めの成分には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤がある
  2. 紫外線吸収剤フリーのノンケミカルが肌に優しいといわれるが、一概にそうとはいえない
  3. SPFとは、サンバーン(赤い日焼け)を起こす時間を延長できる力の強さ(UVB対策)
  4. PAとは、UVAに対する防止力
  5. 日焼け止めはSPF50+、PA++++が最強ではあるが、毎日の使用は用途別に肌に優しい日焼け止めがおすすめ