ディレグラ市販3選 花粉症の鼻水鼻づまりにズバ抜けて効くのはコレ!

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ディレグラ(アレグラ+プソイドエフェドイン)と全く同じ成分を含む市販はありませんが、プソイドエフェドリンを含む薬は多く市販(以下、ディレグラ市販)されています。

ディレグラ=アレグラ+プソイドエフェドリン

通常、医療用成分が市販薬にシフトしていきますが(「スイッチOTC」と言う)、プソイドエフェドリンの場合は反対です。

プソイドエフェドリンが、ディレグラより先に市販されていました。

市販は簡単に手に入りますが、ディレグラ市販は禁忌項目が非常に多く、一般の方が服用の可否を判断するには難しい成分です。

正しい使い方ができない場合、ディレグラ市販に依存する危険性があります。

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ディレグラ市販の成分

ディレグラ市販の処方は、「プソイドエフェドリン+抗ヒスタミン薬+α」です。

ほとんどのディレグラ市販は、同成分の用量違いであるため比較が簡単です。

<ディレグラ市販の主な成分>

  1. プソイドエフェドリン(鼻づまり)
  2. クロルフェニラミン(鼻水)
  3. カルビノキサミン(鼻水)
  4. ベラドンナ総アルカロイド(鼻水)
  5. グリチルリチン酸(鼻炎)
  6. カフェイン(眠気防止)

1.プソイドエフェドリン

プソイドエフェドリンはディレグラ市販の主成分のひとつです。

1日量で70mg~180mg含有する市販があります。

プソイドエフェドリンは、交感神経を刺激して血管を収縮します。(α-受容体刺激作用)

ディレグラ市販のプソイドエフェドリンは、鼻血管を強く収縮して花粉症の鼻づまり(鼻閉)、充血、腫れに効果を発揮します。

2.クロルフェニラミン

クロルフェニラミンもディレグラ市販の主成分のひとつです。

1日量で4mg~8mg含有する市販があります。

クロルフェニラミンは子供の鼻水・かゆみでも有名なポララミンシロップの成分です。

ポララミンシロップ

クロルフェニラミンは第1世代抗ヒスタミン薬です。

第1世代抗ヒスタミン薬は、花粉症の鼻水・くしゃみを抑える効果は強いですが、副作用(眠気、喉の渇き、残尿感)も強く出やすい特徴があります。

眠気のせいで、体のだるさの副作用に発展する場合もあります。

抗ヒスタミン薬が眠くなる理由はこちらを参照しよう。
花粉症薬アレグラ、ザイザル、アレロック、アレジオンの強さ 眠くならない抗アレルギー薬は?

3.カルビノキサミン

カルビノキサミンもディレグラ市販の主成分のひとつで、抗ヒスタミン作用があります。
(花粉症の鼻水・くしゃみに効果)

ディレグラ市販の抗ヒスタミン薬は、先述のクロルフェニラミンカルビノキサミンのどちらかが採用されています。

1日量で12mg含有する市販があります。

4.ベラドンナ総アルカロイド

ベラドンナ総アルカロイドはディレグラ市販の+α成分のひとつで、抗コリン作用(花粉症の鼻水やくしゃみに効果)があります。

そのため、ベラドンナ総アルカロイドは、市販風邪薬や鼻炎薬を中心に採用されています。

ディレグラ市販にも、1日量で0.4mg配合されている市販が多いです。

5.グリチルリチン酸

グリチルリチン酸はディレグラ市販の+α成分のひとつで、抗炎症作用(鼻炎、喉の痛みに効果)があります。

甘草の根に含まれる成分でもあります。

1日量で45mg~60mg含有する市販があります。

6.カフェイン

カフェインはディレグラ市販の+α成分のひとつで、覚醒作用(抗ヒスタミン薬の眠気の副作用を抑える)があります。

鼻炎による頭重感にも効果を発揮します。

1日量で50mg~120mg含有する市販があります。

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ディレグラ市販1:強さ標準
コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセルは、ディレグラ市販の強さ標準タイプです。

 

処方

  1. プソイドエフェドリン:120mg
  2. クロルフェニラミン:8mg
  3. ベラドンナ総アルカロイド:0.4mg
  4. グリチルリチン酸:45mg
  5. カフェイン:100mg

用法・用量・年齢

  • 7歳以上:1回1カプセルを朝夕(食後)
  • 15歳以上:1回2カプセルを朝夕(食後)

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ディレグラ市販2:強さ強力
アネトン アルメディ鼻炎錠

アネトン アルメディ鼻炎錠は、ディレグラ市販の強さ強力タイプです。

処方

  1. プソイドエフェドリン:180mg
  2. クロルフェニラミン:12mg
  3. カフェイン:90mg

ディレグラ市販は、「プソイドエフェドリン:120mg/クロルフェニラミン:8mg」が標準ですが、

アネトン アルメディ鼻炎錠(強さ強力タイプ)では、それぞれの成分が1.5倍配合されています。

用法・用量・年齢

  • 11歳以上:1回3錠を1日3回(毎食後)
  • 15歳以上:1回2錠を1日3回(毎食後)

ディレグラ市販3:強さ最強
プレコール持続性鼻炎カプセルLX

プレコール持続性鼻炎カプセルLXは、ディレグラ市販の強さ強力タイプです。

処方

  1. プソイドエフェドリン:120mg
  2. フェニレフリン:10mg
  3. クロルフェニラミン:8mg
  4. ベラドンナ総アルカロイド:0.4mg
  5. グリチルリチン酸:45mg
  6. カフェイン:100mg

ディレグラ市販は花粉症の鼻づまり特効成分は1種類ですが、

プレコール持続性鼻炎カプセルLX(強さ最強タイプ)では、倍の2種類(プソイドエフェドリン+フェニレフリン)になっています。

ただ、こんなに強力に鼻づまりに効く市販薬を販売しても大丈夫かな?という疑問もあります。

後述参照「ディレグラ市販の禁忌と副作用」

用法・用量・年齢

  • 7歳以上:1回1カプセルを朝夕(食後)
  • 15歳以上:1回2カプセルを朝夕(食後)

花粉症全般に効く市販が知りたい場合はこちらを参照しよう。
花粉症市販薬おすすめ3選! アレグラFX、アレジオン、ジルテック

ディレグラ市販の禁忌と副作用

ディレグラ市販は花粉症の鼻づまりに特に効果があります。

しかし、一般の方が選ぶ花粉症市販薬のわりには意外とリスクの高い薬です。

なぜならば、ディレグラ市販は禁忌(飲んではいけない)に該当する方が多いからです。

本家ディレグラの禁忌

本家ディレグラの添付文書の「禁忌」には次の記載があります。

  1. 本剤の成分及び塩酸プソイドエフェドリンと化学構造が類似する化合物(エフェドリン塩酸塩又はメチルエフェドリン塩酸塩を含有する製剤)に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 重症の高血圧の患者
  3. 重症の冠動脈疾患の患者
  4. 狭隅角緑内障の患者
  5. 尿閉のある患者
  6. 交感神経刺激薬による不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の既往歴のある患者

ディレグラ配合錠の禁忌より

アレグラの禁忌は「本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者」ですので、これら6項目はプソイドエフェドリンの禁忌となります。

プソイドエフェドリンは禁忌項目が非常に多く、一般の方が服用の可否を判断するには難しい成分です。

ディレグラ市販の副作用

ディレグラ市販を飲んで、起こるであろう副作用は次の通りです。

  • 眠気
  • 喉の渇き
  • だるさ
  • 頭痛
  • 不眠

ディレグラ市販は長期服用ダメ

先述のとおり、ディレグラ市販は花粉症の鼻づまりに強く効きます。

そうであるならば、花粉シーズン中は飲み続けたいところですが、ディレグラ市販は長期服用する花粉症薬ではありません。

  • 長期連用しないでください

  • 5~6日服用してみても症状が良くならない場合は、服用を中止しこの文書を持って、医師・薬剤師、または登録販売者に相談して下さい。

 

コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル説明書より

花粉症の鼻づまりがよくなってきたら、ディレグラ市販は中止するべきです。

なぜならば、本家ディレグラの臨床試験は2週間で行われており、もともと長期服用を目的にデザインされていないからです。

国内臨床試験では2週間を超えて投与した場合の有効性及び安全性は検討されていない

ディレグラ添付文書より

ディレグラの長期服用のヤバさを確認するなら
ディレグラは長期服用は厳禁!でも花粉症鼻づまりにケタ外れの効果あり

ディレグラ市販の購入は薬剤師に相談

ディレグラ市販は正しい使い方ができるならば、花粉症の方には強い味方です。

しかし、ディレグラ市販は禁忌項目が非常に多く、リスクをともなうため自己判断での購入はおすすめできません。

また、正しい使い方ができない場合、ディレグラ市販に依存してしまう可能性すらあります。

ディレグラ市販の購入前は、薬剤師に相談をおすすめします。

ディレグラの強さの秘密についてはこちら
ディレグラの強さが増す飲み方は食前食後?花粉症に効かないときは?

ディレグラ市販のリスト

記事作成にあたり、チェックしたディレグラ市販のリスト

強さ 商品名 PSE CP CX BA GA CF 年齢 服用
回数
カイゲン鼻炎カプセル12 70 8 0.4 100 15歳~ 2
標準 アスゲン鼻炎カプセルS 120 8 0.4 45 100 7歳~ 2
エスタック鼻炎カプセル12 120 8 0.4 100 7歳~ 2
コルゲンコーワ鼻炎持続カプセル 120 8 0.4 45 100 7歳~ 2
コンタック600プラス 120 8 0.4 100 7歳~ 2
パブロン鼻炎カプセルSα 120 12 0.4 100 15歳~ 2
パブロン鼻炎錠S 120 12 0.4 100 7歳~ 2
プレコール持続性鼻炎カプセルL 120 8 0.4 45 100 7歳~ 2
ベンザ鼻炎薬α※ 120 4 0.4 100 15歳~ 2
アネトン アルメディ鼻炎錠 180 12 90 11歳~ 3
トピック鼻炎「カプセル」 180 12 45 50 7歳~ 3
トレーネ鼻炎薬 180 6 0.4 60 120 7歳~ 3
最強 プレコール持続性鼻炎カプセルLx 120 8 0.4 45 100 7歳~ 2
  • PSE:プソイドエフェドリン
  • CP:クロルフェニラミン
  • CX:カルビノキサミン
  • BA:ベラドンナ総アルカロイド
  • GA:グリチルリチン酸
  • CF:カフェイン
  • ※トラネキサム酸(抗炎症成分)含有

まとめ

  1. ディレグラと全く同じ成分を含む市販はないが、プソイドエフェドリンを含む市販はたくさんある
  2. ディレグラ市販の処方は「プソイドエフェドリン+抗ヒスタミン薬+α」
  3. ディレグラ市販は花粉症の鼻づまりに特に効果がある
  4. ディレグラ市販は禁忌が多いため、自己判断での購入はリスクがある
  5. ディレグラ市販は長期服用する花粉症薬ではない