天気、季節、時間帯、地域別の紫外線影響を紫外線指数(UVインデックス)で解説

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紫外線の量は、天気、季節、時間帯、地域で異なることが知られています。

紫外線の影響で注意しなくてはならない条件は、快晴、夏、昼、南地域(那覇など)です。
逆に紫外線の日焼けなどの影響を受けにくい条件は、雨、冬、夜、北地域(札幌など)です。

紫外線の影響は、天気、季節、時間帯、地域でどのくらい異なるのでしょうか?

UVA量、UVB量、紫外線指数(UVインデックス)を使って解説します。

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紫外線UVB量の季節変動

UVBは、UVAに比べて地上に降り注ぐ量は少ないですが、季節により変動が激しい紫外線です。

つくば市の日積算UVB量の月平均値(気象庁データより作成)

つくば市の日積算UVB量の月平均値

UVBは、春の4月くらいから増え始め、夏の8月頃に最大になると一般的にいわれます。

しかし、2012年から2015年にかけての、つくば市(東京に一番近い観測地点)の日積算UVB量の月平均値は、春の5月に小さなピークを迎え、夏の7月が最大になっています。

秋の運動会を迎える10月頃のUVB量は、夏の1/2程度になり、冬は1/5程度になります。

UVBは、夏が最大で、冬が最小です。

紫外線UVB量の地域変動(札幌、つくば、那覇)

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札幌市、つくば市、那覇市の日積算UVB量の月平均値(気象庁データより作成)

札幌市、つくば市、那覇市の日積算UVB量の月平均値

日本の北地域(札幌)と南地域(那覇)で気温差があるように、UVB量も地域によって差があります。

日本では単純に南の地域(温かい地域)はUVBが強く、北の地域(涼しい地域)はUVBが弱く、年間を通して2倍~4倍の差があります。

紫外線UVA量の季節変動

UVAはUVBと比べると、季節による変動がかなり少ない紫外線です。

冬が少ないのはUVBと同じですが、UVAのピークを迎える5月~6月の1/2程度です。

紫外線指数(UVインデックス)

UVBとUVAを分けて考えるのもいいですが、どちらの紫外線も体や肌に有害であることは間違いありません。

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紫外線が人体に与える影響度合い(紫外線の強さ)を指標化した指数があり、紫外線指数(UVインデックス)と呼ばれています。

世界保健機関(WHO)では、紫外線指数(UVインデックス)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。

紫外線指数(UVインデックス)の説明

気象庁HPより引用

紫外線指数(UVインデックス)は、1から11+までの11段階あり、世界共通の指標です。

紫外線指数(UVインデックス)を使うことで、どの国にいても紫外線の影響具合を知ることができ、適切な紫外線対策ができます。

さっそく季節、天気、時間帯の紫外線指数(UVインデックス)を確認して、紫外線の影響を見てみましょう。

季節による紫外線の影響

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つくば市の1年間の紫外線指数(UVインデックス)の推移グラフ

つくば市の1年間の紫外線指数(UVインデックス)の推移グラフ

つくば市の1年間の紫外線指数(UVインデックス)の推移グラフ
  • 点が1日の最大紫外線指数(UVインデックス)
  • グレーの線が1990年から2015年までの累年平均値

気象庁HPを参考にして作成

季節では、7月から8月にかけての夏が、1日の最大紫外線指数(UVインデックス)が高く、紫外線の影響を受けやすいことがわかります。

同時に、1日の最大紫外線指数(UVインデックス)は、日によってばらつきがあることもわかります。

なぜでしょうか?

天気による紫外線の影響

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天気ごとの紫外線指数(UVインデックス)の割合(快晴時100%)

天気による紫外線指数(UVインデックス)の違い

気象庁HPより引用、改編

晴れのときの紫外線指数(UVインデックス)は、快晴とあまり変わりません。

雲のかかり具合によりますが、曇りになると15%~40%減で、快晴時の60%~85%の紫外線指数(UVインデックス)になります。

さらに、雨が降ると、70%減で快晴時の約30%の紫外線指数(UVインデックス)になります。

天気が悪いと、紫外線の影響は小さくなります。

紫外線影響度は、天気の影響を受けるため、紫外線指数(UVインデックス)も日によってばらつきがあります。

時間帯による紫外線の影響

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夏の紫外線の影響を受けやすい時間帯

つくば市の紫外線指数(UVインデックス)の最大値の平均:7月

つくば市の紫外線指数(UVインデックス)の最大値の平均:7月

気象庁HPを参考にして作成

7月の紫外線指数(UVインデックス)を見てください。

紫外線指数(UVインデックス)は、10時~14時くらいの昼の時間帯が紫外線が強く、昼の時間帯は、しっかりと紫外線対策をしないといけないことがわかります。

冬の時間帯はどうでしょうか?

冬の紫外線の影響を受けやすい時間帯

つくば市の紫外線指数(UVインデックス)の最大値の平均:12月

つくば市の紫外線指数(UVインデックス)の最大値の平均:12月

気象庁HPを参考にして作成

12月も7月と同様に、10時~14時くらいの昼の時間帯が紫外線が強いです。

しかし、12月の紫外線指数(UVインデックス)は、最大でも7月の16時くらいとなり、比較的紫外線の影響は少ないことが分かります。

まとめ

天気、季節、時間帯、地域別では、快晴、夏、12時、那覇が紫外線の影響を最も受けます。
その条件を100%とすると、紫外線影響の最小の条件は次のようになります。

紫外線の影響度 最大 最小
天気の差 快晴:100% 雨 :15%~40%
季節の差 夏 :100% 冬 :10%~35%
時間帯の差 12時:100% 夜 :2%~5%
地域差 那覇:100% 札幌:25%~50%