しもやけ薬 ユベラ軟膏、ユベラ錠、ヒルドイドの効果・副作用 市販薬は?

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雪と男

冬は冷え性の方には厳しい季節です。

手足の冷えに加え、しもやけを併発してダブルパンチを食らうこともあるでしょう。

ほとんどの場合、しもやけは冬に限定して起こります。

しもやけの原因は血行不良で、朝昼の気温差もしもやけを悪化させるからです。

しもやけ薬として有名な塗り薬ユベラ軟膏
飲み薬ユベラ錠を解説します。

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たかが しもやけ、されど しもやけ

しもやけは、内科・皮膚科で診てくれます。

しもやけぐらいで内科・皮膚科にいくのもね。と思っている方も多いと思います。

しかし、しもやけは凍瘡(とうそう)と呼ばれる抹消循環障害のひとつですので遠慮はいりません。

しもやけはひどくなると、かゆみ痛みをともないます。

そのため、冬になると意外としもやけで内科、皮膚科にかかる人は多いのです。

内科、皮膚科を受診してしもやけ薬をもらいにいきましょう。

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しもやけ薬1
塗り薬ユベラ軟膏

ユベラ軟膏とは

ユベラ軟膏(チューブ)

ユベラ軟膏は、トコフェロール(ビタミンE)とビタミンAを含む血行改善薬です。

  • トコフェロール20mg/g
  • ビタミンA油5mg/g
    (ビタミンAとして5000ビタミンA単位)

トコフェロール(ビタミンE)とビタミンAは脂溶性ビタミンで、皮膚から吸収されることが知られています。

脂溶性ビタミン:ビタミンA・D・E・K
水溶性ビタミン:ビタミンB・Cなどのほとんどのビタミン

ユベラ軟膏の使い方

ユベラ軟膏の使い方は簡単です。

1日2~3回、しもやけとその周囲にユベラ軟膏を塗りこみます。

しもやけの原因は血行不良ですので、マーサージをするようにユベラ軟膏を塗りこむのがいいです。

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ユベラ軟膏の効果

  1. ユベラ軟膏に含まれるトコフェロール(ビタミンE)は、血行を良くして皮膚の温度が下がるのを防止します。

  2. ビタミンAは、皮膚の代謝を良くして皮膚が固くなるのを防止します。

効能又は効果

凍瘡(しもやけ)、進行性指掌角皮症、尋常性魚鱗癬、毛孔性苔癬、単純性粃糠疹、掌蹠角化症

ユベラ軟膏添付文書より

ユベラ軟膏の副作用

ユベラ軟膏には重大な副作用は報告されていませんが、総症例1461例中、33例(2.26%)の副作用が報告されています。(再評価結果時)

ユベラ軟膏の主な副作用

副作用 副作用頻度(%)
紅斑(赤み) 0.75
瘙痒感(かゆみ) 0.96
疼痛(痛み) 0.21
小水疱 0.34

赤みと痛みはユベラ軟膏の有効成分、もしくは基剤が合わなかったため起こったのでしょう。

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ユベラ軟膏の有効期間と保存方法

ユベラ軟膏は少し黄色かかった軟膏です。

ユベラ軟膏

ユベラ軟膏は遮光して冷蔵庫に保存します。ビタミンAは光によって分解されるからです。

ユベラ軟膏は、使っている間にどんどん黄色くなりますが、1シーズンは使えます。

もともとユベラ軟膏は製造されてから、 チューブ入りで21カ月、容器入りで15カ月が有効期限です。

ユベラ軟膏は製造・流通後、薬局に納品されたころには数カ月は経過しています。
そのため、どうしても有効期限は短くなってしまうのです。

冬に使い切れなったユベラ軟膏は、次のしもやけシーズンには有効期限が切れています。

しもやけ薬2
飲み薬ユベラ錠

ユベラ錠とは

ユベラ錠50mg

ユベラ錠トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)が有効成分です。

ユベラ城にはユベラ軟膏に含まれているビタミンAは含まれていません。
(トコフェロールの種類は多くあります)

ユベラ錠50mg
1錠中にトコフェロール酢酸エステル50mg含有

ユベラ錠の飲み方

1日2~3回、1回1~2錠、ユベラ錠を服用します。

効果が不十分な場合は、増量できます。

ユベラ錠の効果

ユベラ軟膏と説明が重複しますが、ユベラ錠も血行を改善してしもやけの症状を緩和します。

効能又は効果

  1. ビタミンE欠乏症の予防及び治療
  2. 末梢循環障害(間歇性跛行症、動脈硬化症、静脈血栓症、血栓性静脈炎、糖尿病性網膜症、凍瘡(しもやけ)、四肢冷感症)
  3. 過酸化脂質の増加防止

ユベラ錠添付文書より

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ユベラ錠の副作用

ユベラ錠にも重大な副作用は報告されていませんが、総症例3586例中、32例(0.89%)の副作用が報告されています。(再評価結果時)

ユベラ錠の主な副作用

副作用 副作用頻度(%)
便秘 0.2
胃部不快感 0.17

ユベラ錠とユベラNソフトカプセルの違い

ユベラNソフトカプセル

ユベラNソフトカプセルというビタミンEもありますが、ユベラNソフトカプセルはトコフェロールニコチン酸エステルが有効成分です。

同じビタミンEでも若干の種類の違いがあります。

トコフェロールニコチン酸エステルには、コレステロールや中性脂肪を低下させる作用があるため、

ユベラNソフトカプセルは、主にコレステロールや中性脂肪の改善目的で使用される場合が多いです。

ただし、単独使用例はあまりみられません。
【コレステロール薬+ユベラNソフトカプセル】が多いです。

ユベラNソフトカプセルにも血流改善作用があるため、しもやけにも効果があると考えられますが、

健康保険の都合上、ユベラNソフトカプセルはしもやけ薬ではありません。

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しもやけ薬3
ヒルドイド

ヒルドイドは保湿剤として有名ですが、ヒルドイドには血行促進作用もあります。

  1. 保湿効果
  2. 血行促進効果
  3. 傷跡をきれいにする効果

ヒルドイドをしもやけ薬として使う医師もいます。

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しもやけ薬ユベラの市販

ユベラ軟膏の市販:ユベラリッチ

ユベラ軟膏の市販にはユベラリッチがありましたが、2015年に製造中止です。

2017年現在、ユベラ軟膏の市販は見つかりません。

トコフェロール(ビタミンE)を含む市販はザーネクリーム医薬部外品)があります。

効能効果

肌あれ、あれ性、皮フの乾燥を防ぐ、皮フを保護する、日やけ・雪やけ後のほてり、しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ、かみそり負けを防ぐ、皮フにうるおいを与える、肌を整える、皮フをすこやかに保つ

ザーネクリーム添付文書

ユベラ錠の市販

ユベラの名前が付いている市販薬にユベラ贅沢ポリフェノールがありますが、しもやけ薬ではありません。

ユベラックスがユベラ錠の市販薬です。

↓結構いい値段がしますよ

しもやけ薬ヒルドイドの市販

ヒルドイドにもたくさんの市販があります.

先述のとおり、ヒルドイドは保湿目的で使用されますが、しもやけにも効果があります。

手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)

HPローション添付文書より

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まとめ

  1. 皮膚科ではユベラ軟膏、ユベラ錠、ヒルドイドがしもやけ薬として使用される
  2. ユベラ軟膏はビタミンE+ビタミンAが有効成分
  3. ユベラ軟膏は、使っている間に黄色が濃くなっていくが1シーズン使用できる
  4. ユベラ錠はビタミンEが有効成分
  5. ユベラ錠に似た薬にユベラNソフトカプセルがあるが、ユベラNソフトカプセルはしもやけ薬ではない
    (ビタミンEの種類に若干の違いがある)
  6. ユベラ軟膏の市販(医薬品)はない
  7. ユベラ錠の市販はある