アレジオンは子供も寝る前でOK!花粉症の効果と副作用(眠気)

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アレジオン、アレグラ、アレロック、ザイザル、クラリチン、エバステル、タリオン、デザレックス、ビラノアなど。

花粉症に使う抗アレルギー薬は、効果と副作用(眠気)に強弱がありますが、アレジオンは効果と副作用のバランスが取れた標準的な花粉症薬です。

子供から大人まで1日1回で持続した効果が得られるので、飲み忘れの心配も少ないです。

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アレジオンの種類

アレジオンは錠剤ドライシロップ点眼液の3種類があります。

アレジオン10mg錠、アレジオン20mg錠

アレジオンドライシロップ

アレジオン点眼液

アレジオン点眼液はコンタクトしたままOK!花粉症にも大活躍

アレジオン錠は主に大人用で、子供にはドライシロップがよく使われています。

アレジオン点眼液は花粉症の目のかゆみに活躍します。

アレジオンの作用と効果

アレジオンはエピナスチンを主成分とする抗アレルギー薬です。2つの作用が効果を発揮して、花粉症の鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみを楽にしてくれます。

  1. 抗ヒスタミン作用
  2. 抗ロイコトリエン作用

抗ヒスタミン作用

アレジオンはヒスタミンをブロックして、花粉症の鼻水・くしゃみ・目のかゆみに効果を発揮します。

ヒスタミンをブロックする作用を「抗ヒスタミン作用」といいます。

ヒスタミンは主に鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症を起こす物質です。

アレジオンの効果(中等度改善以上)

  • 通年性アレルギー性鼻炎:47.7%
  • そう痒性皮膚疾患:74.2%

抗ロイコトリエン作用

アレジオンはロイコトリエンをブロックして、花粉症の鼻づまりに効果を発揮します。

ロイコトリエンをブロックする作用を「抗ロイコトリエン作用」といいます。

ロイコトリエンは、鼻粘膜を荒らして鼻づまりを起こす物質です。

アレジオンの効果(中等度改善以上)
気管支喘息有効率:47.0%

純粋な抗ロイコトリエン薬にキプレス(シングレア)があります。

キプレス、シングレアは花粉症鼻づまりに効果良好!飲み合わせは?

アレジオンのように抗ヒスタミン作用と抗ロイコトリエン作用を持ち、喘息にも効果が認めてられている抗ヒスタミン薬は珍しいです。

気管支喘息に保険適応がある抗ヒスタミン薬

アレジオン、ザジテン、ニポラジン、インタール

アレジオンの副作用(眠気)

アレジオンは効果と副作用(眠気など)のバランスが取れた標準的な花粉症薬です。

副作用 副作用頻度(%)
副作用全体 3.12
眠気 1.21
口渇(喉の渇き) 0.33
倦怠感 0.32
胃部不快感 0.20
嘔気 0.18

(臨床試験及び市販後の使用成績調査での副作用の集計結果)

眠気をおこす頻度は低いですが、それでも眠くなってしまう方はいます。

アレジオンと同様に眠くなりにくく、1日1回タイプの抗アレルギー薬にザイザルがあります。

ザイザルは副作用(眠気)が少なく花粉症にも効果も抜群!

アレジオンが眠くならない理由

眠気、ふらつき、だるさ、集中力の低下などの副作用は、薬が脳内のヒスタミンをブロックすることが原因で起こります。

(ヒスタミンは集中力、活動、記憶などに関係している物質です)

  • 目・鼻のヒスタミンをブロックすれば、花粉症に効果があります。
  • 皮膚のヒスタミンをブロックすれば、皮膚のかゆみに効果があります。
  • 脳内のヒスタミンをブロックすれば、眠気・集中力の低下(副作用)が起こります。

第1世代抗ヒスタミン薬と第2世代抗ヒスタミン薬の違い

※矢印の太さがヒスタミンをブロックする強さ

ポララミンなどの古いタイプの第1世代抗ヒスタミン薬は脳内ヒスタミンのブロック率が高いため、眠気の副作用が高頻度で起こります。

そのため、花粉症に積極的には使われていません。

脳内ヒスタミンブロック率を低くして、眠気、ふらつき、だるさなどの副作用を起こりにくくした薬がアレジオンなどの第2世代抗ヒスタミン薬です。

花粉症の治療には、第2世代抗ヒスタミン薬が主に使われています。

くわしくはコチラの記事で解説しています。

花粉症薬で眠くなるのは嫌!眠くならない抗アレルギー薬はこれだ!

アレジオンの飲み方

アレジオン錠、アレジオンドライシロップの飲み方を解説します。

アレジオン錠の飲み方

15歳以上の大人のアレジオン錠の標準的な飲み方は「1日1回アレジオン錠10mg~20mg飲む」ですが、「アレジオン錠20mgを寝る前に飲む」が多いです。

寝る前に飲む理由は、「アレジオンは1日1回寝る前に飲む理由」で解説します。

アレジオンドライシロップの飲み方

  • 7歳以上の子供
    アレジオンドライシロップ1g~2gを1日1回寝る前
  • 3歳以上7歳未満の子供
    アレジオンドライシロップ0.5g~1gを1日1回寝る前

<参考>子供用のドライシロップ&シロップ

ドライシロップ
アレジオン、アレグラ、ジルテック、クラリチン、ザジテン
シロップ
ザイザル、ザジテン、ポララミン

子供用ドライシロップの中で1日1回でOKな薬は、アレジオンクラリチンです。

クラリチン、ジェネリック ロラタジン、市販の効果的な飲み方

ザイザルは大人は1日1回ですが、15歳未満の子供は1日2回飲む必要があります。

ザイザルシロップは赤ちゃんからOK!でも飲み方は大人と子供では違う

アレジオンは寝る前に飲む理由

アレジオンが朝食後や夕食後ではなく、寝る前で飲む理由は2つです。

食事の影響を受けるから

アレジオンは食事の影響を受けるので、食後より空腹時服用(寝る前)の方が強い効果が期待できるからです。

アレジオンを食後に飲んだ場合、空腹時服用と比較してAUCは62%低下します。

AUCとは、エピナスチン(主成分)が血中に入ってきた総量(グラフでは面積)のことです。
AUCは効果の強弱を測るひとつの目安です。エピナスチンが血中に多く入るということは、それだけ強い効果が期待できます。

アレジオンの食後服用と空腹時服用の効果の差

アレジオンインタビューフォームを参考に作成

青色で囲んだ面積が効果の差の目安です。

花粉症効果を最大限に引き出すためには、寝る前に飲むのがベストです。

眠くなることがあるから

アレジオンはわずかながら眠気などの副作用が起こる場合があるからです。

寝る前に飲めば眠気は問題になりません。

アレジオンより眠気の少ない抗アレルギー薬に「アレグラ」があります。

この花粉症を何とかして!強く効く抗アレルギー薬はコレ

まとめ

  • ヒスタミンは主に鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症を起こし、ロイコトリエンは、鼻づまりの花粉症を引き起す
  • アレジオンはエピナスチンを主成分とする抗アレルギー薬で、2つの作用(抗ヒスタミン作用、抗ロイコトリエン作用)が花粉症に効果がある
  • 抗ヒスタミン作用と抗ロイコトリエン作用を持ち、喘息に効果が認めてられているアレジオンは珍しい抗ヒスタミン薬
  • 小児用ドライシロップの中で1日1回でOKな薬は、アレジオンとクラリチン
  • アレジオンは食後より空腹時服用の方が効果が強い。1日1回寝る前に服用するのがベスト
  • アレジオンは脳内ヒスタミンをブロックする力が弱いため、あまり眠くならない

花粉症市販薬3選 薬剤師が自信をもっておすすめするのはコレ!