セレスタミンの飲み方は頓服がベスト!こうすれば花粉症に効く

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花粉症の鼻水・鼻づまりは1秒でも早く改善したい症状です。

そんなときに使われる花粉症薬が、アレグラ・アレジオンなどの抗ヒスタミン薬や、キプレス・シングレアなどの抗ロイコトリエン薬です。

しかしながら、これらの花粉症薬は即効性がなくジワーッとしか効きません。

そこで、花粉症の最後の砦のような薬がセレスタミンです。

セレスタミンは1回服用しただけでも、多くの方が効果を実感できる即効性がありますが、飲み続けるには不向きで、頓服向けの花粉症薬です。

その理由を解説します。

※テーマの都合上、セレスタミンを花粉症薬と記載しますが、セレスタミンは花粉症以外の症状にも使われます。

※セレスタミンの正式名称はセレスタミン配合錠です。

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セレスタミンは配合剤

セレスタミンは小児用シロップで有名なポララミン(成分:クロルフェニラミン)に、軟膏、目薬などで有名なリンデロン(成分:ベタメタゾン)をプラスした配合剤です。

セレスタミン=ポララミン+リンデロン

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ポララミンは抗ヒスタミン薬で、リンデロンはステロイド薬ですので、セレスタミンは両方の効果が期待できます。

セレスタミンの二重盲検比較試験の結果では、花粉症(アレルギー性鼻炎)に対する有効率(効果)は82.7%です。

セレスタミンの飲み方

セレスタミンは1回服用しただけでも、多くの方が効果を実感できる即効性強さがあります。

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あまりにも鼻水・鼻づまりなどがスッキリするため、セレスタミンを飲み続ける人もいます。

しかしながら、この飲み方は本当におすすめできません。

本来、セレスタミンは服や1週間程度の服用を限度として飲むべき薬だからです。

セレスタミンの飲み方は頓服がベストな理由

「セレスタミンは頓服や1週間程度の服用を限度として飲むべき花粉症薬」である理由はこうです。

ステロイドを飲み続けると、次のような副作用を起こします。

  • 血圧の上昇 → 高血圧
  • 胃の負担増 → 消化性潰瘍
  • 眼圧上昇 → 緑内障
  • 骨強度の低下 → 骨粗しょう症

つまり、花粉シーズン中は飲み続ける通常の花粉症薬とセレスタミンは根本的に違う特徴があります。

同様に、飲み続ける薬ではなく頓服的に使うべき薬は、プレドニン、リンデロン、トラマゾリン点鼻薬、コールタイジン点鼻薬、プリビナ点鼻薬があります。

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ディレグラも鼻づまりには即効性がありますが、飲み続けてはいけません。

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また、セレスタミンは眠気が強いことでも有名です。

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セレスタミンと花粉症薬のベストな飲み方

先に解説したとおり、セレスタミンは長期服用には向かない花粉症薬です。

普段は、抗ヒスタミン薬(アレグラ、ザイザル、アレロックなど)や抗ロイコトリエン薬(キプレス、シングレア)、もしくはステロイド点鼻薬を使い、花粉症が悪化したときのみ短期間(もしくは頓服で)セレスタミンをプラスする飲み方がベストです。

  • 鼻水症状の飲み方
    抗ヒスタミン薬 + セレスタミン
    ステロイド点鼻薬 + セレスタミン
  • 鼻づまり症状の飲み方
    抗ロイコトリエン薬 + セレスタミン
    ステロイド点鼻薬 + セレスタミン

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最後に、セレスタミンは妊婦の花粉症に使えるのかを確認しておきましょう。

セレスタミンと妊婦

セレスタミンの添付文書には、次のお決まりの記載があります。

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する

薬が赤ちゃんに与える影響を5ランクに分けて示したFDA妊婦カテゴリーでは、セレスタミンの抗生成分は次のとおりに分類されています。

  • リンデロン(ベタメタゾン):C
  • ポララミン(クロルフェニラミン):B
カテゴリー FDA妊婦カテゴリーの概要
A ヒト対照試験で、危険性がみいだされない
B ヒトでの危険性の証拠はない
C 危険性を否定することができない
D 危険性を示す確かな証拠がある
X 妊娠中は禁忌

セレスタミンは妊婦も比較的安全に服用できるステロイド花粉症薬です。

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まとめ

  • セレスタミンはポララミン(抗ヒスタミン薬)とリンデロン(ステロイド)の配合剤
  • セレスタミンを飲み続けると、高血圧・骨粗しょう症・緑内障・消化性潰瘍などの副作用を起こすことがある
  • つまり、セレスタミンは頓服や1週間程度の服用を限度として飲むべき
  • 普段は抗ヒスタミン薬(アレグラ、アレジオンなど)や抗ロイコトリエン薬(キプレス・シングレアなど)を使う
  • セレスタミンはどうしても花粉症がツライときのみ頓服的に使う