ビーソフテンローションは顔、ニキビの保湿にもおすすめ! 効果と使い方

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ビーソフテンローションは、ヒルドイドローションのジェネリックのです。

保湿剤としての効果は生物学的に同等です。

しかし、添加物成分が違い、明らかな塗り心地の違いや見た目の違いもあります。

  • ヒルドイドローション:乳液状
  • ビーソフテンローション:液状

ヒルドイドローションと比較すると、ビーソフテンローションは塗り心地がさっぱりしていて顔やニキビ顔にもおすすめです。

ビーソフテンローションは、ネットでは美白化粧水・美顔液扱いです。

  • 美白化粧水や乳液の代わりに顔に使っている
  • 美白化粧水よりも効果がある(うるおう)
  • 美白化粧水より安いのでたっぷり使える
  • ニキビにも効果がある

百歩譲って化粧水は黙認しましょうか?でも美白は一体どこから?根拠は?

ビーソフテンローションは美白化粧水・美顔液ではなく医薬品であることを忘れてはいけません。

※ビーソフテンローションは、ヘパリン類似物質ローションの名称で販売しているメーカーもあります。

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ビーソフテン(ヘパリン類似物質)の種類

ヒルドイドのジェネリックビーソフテン(ヘパリン類似物質)は、6種類です。

  1. ゲル
  2. 油性クリーム
  3. クリーム
  4. ローション
  5. ヘパリン類似物質外用スプレー
  6. ヘパリン類似物質外用泡状スプレー

ビーソフテン(ヘパリン類似物質)6種類

ビーソフテンゲルは、打撲後の腫れ、腱鞘炎、筋肉痛、関節炎などの痛みや傷跡に使用され、

ビーソフテン油性クリームクリームローションスプレー保湿剤としての使用が多いです。

ネットで話題のアンチエイジングクリーム(美容クリーム、美容ローション)とは、油性クリーム、クリーム、ローション、スプレーのことです。

同じ条件の使い方をした場合、保湿効果はどれを使っても同等ですが、しっとり感が違うため満足感の違いがあります。

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ビーソフテンローションの成分

ビーソフテンローションの有効成分は、ヘパリノイドといわれるヘパリン類似物質です。

ヘパリンは血液が固まるのを抑える働きがある物質です。

ヘパリン類似物質とは、そのヘパリンという物質と似た作用(構造)を持っている成分で、出血しやすい方や出血しやすい場所はビーソフテンローションは使用できません。

(後述:ビーソフテンローションの禁忌)

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ビーソフテンローションとヒルドイドローションの添加物成分の違い

添加物成分とは、薬の有効成分以外に使用される、油性成分、水性成分、安定剤、保存剤、乳化剤(界面活性剤)などのことで、広い意味で基剤といいます。

塗り薬の軟膏とクリームの違いは基剤!吸収率、使用感で使い分ける
使用感、効果、吸収率、吸収速度を決める要素のひとつが基剤です。塗り薬の治療は、有効成分と同じくらい基剤の選択が重要です。軟膏とクリームの効果の優越はあるのでしょうか。

少し驚くかもしれませんが、塗り薬の成分のほとんどは添加物成分です。

例えば、ビーソフテンローション、ヒルドイドローションは0.3%が有効成分で、残りの99.7%は添加物成分です。

ヒルドイドやビーソフテン(ヘパリン類似物質)が基剤に溶けている

そのため、塗り薬の塗り心地や安定性を決める添加物成分の選択は、有効成分の選択と同じくらい重要です。

ヒルドイドローション
グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン
ビーソフテンローション
カルボキシビニルポリマー、ヒプロメロース、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル

ヒルドイドローションとビーソフテンローションは、添加物成分を見なくても、薬の外見のみで全く別の薬であることがわかると思います。

ヒルドイドローションは、粘度のある乳液状です。

ヒルドイドローションを手の平に出す

ヒルドイドローションを手のひらへ

ヒルドイドローションを腕に塗る

ヒルドイドローションを腕へ塗る

一方、ビーソフテンローションは、無臭のさらっとした液状です。

ビーソフテンローションを手のひらへ出す

ビーソフテンローションを手の平へ

ビーソフテンローションを腕に塗る

ビーソフテンローションを腕へ塗る

ヒルドイドとジェネリック ビーソフテン(ヘパリン類似物質)の違いは添加物成分
ヒルドイドとジェネリック ビーソフテンは、ヘパリン類似物質を有効成分とする有名な保湿剤です。効果は同等ですが、添加物成分が違うため塗り心地に違いがあります。

ビーソフテンローションの禁忌
(使えない場所)

  1. 出血性血液疾患 (血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者
    [血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある]
  2. 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者
    [血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある]

ビーソフテンローション添付文書より

添付文書:医療者用の薬の説明書

ビーソフテンローションは、顔からつま先にでも手軽に使えるイメージをお持ちの方が多いと思います。

しかし、ビーソフテンローションは顔にも使えますが、美白化粧水や美顔液ではなく保湿剤という医薬品です。

副作用もわずかながらあります。

ビーソフテンローションの成分ヘパリン類似物質は、ヘパリンという物質と似た作用(構造)を持っています。

そのため、出血しやすい方や出血しやすい場所はビーソフテンローションは使用できません。

ビーソフテンローションの霧状スプレーと泡状スプレー

保湿剤ヘパリン類似物質外用スプレー、泡状スプレーは顔もOK! 効果的な使い方
ヒルドイドローション、ヘパリン類似物質外用スプレー(液状スプレー)は、ネットでは化粧水・美顔液扱いですが、医薬品であることを忘れてはいけません。

ビーソフテンローションの効果(作用)

保湿効果(保湿剤としての効果)

ビーソフテンローションが美白化粧水や美顔液として紹介されるのは、保湿効果があるためです。

保湿効果とは肌の水分が逃げるのを抑える作用で、ビーソフテンローションは肌のバリア機能を改善します。

ビーソフテンローションの保湿効果と皮膚のバリア機能

出典:マルホHP

血流改善効果(血行促進効果)

ビーソフテンローションには表面の血流を改善する効果があります。

この効果を利用して、しもやけの血流改善にヒルドイドや、そのジェネリックビーソフテン油性クリームを使用する場合もあります。

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傷跡をきれいにする効果

ビーソフテンローションは、確かにケロイドや肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と呼ばれる、盛り上がった傷跡を治す効果があります。

ビーソフテンローションの効能効果

皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡(しもやけ)、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患 (注射後の硬結並びに疼痛)、血栓性静脈炎 (痔核を含む)、外傷 (打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸 (乳児期)

ビーソフテンローションの臨床効果
(肥厚性瘢痕・ケロイド)

本剤の有効率(最終全般改善度判定「改善」以上)は54.2%で、有用率(有用度判定「有用」以上)は60.4%であった。

添付文書より

これが誇張されて、ビーソフテンローションはニキビやニキビ跡に効果があるとネットで盛り上がっているのだと思いますが、

ビーソフテンローションが純粋なニキビ跡に効果があるかどうかは不明です。

ビーソフテンローションと同成分を含む市販薬アットノンは、盛り上がった傷跡を治す効果を前面に打ち出したビーソフテンゲル系の塗り薬です。

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ビーソフテンローションを顔・ニキビにおすすめする理由

ビーソフテンローションは顔の保湿におすすめ

  1. ビーソフテンローションはアルコール無添加です。
    そのため、顔の皮膚刺激も少なくかゆみなどの副作用も起こりにくいです。
    (それでも肌に合わず、塗ると顔がかゆいという方も少数います)

  2. ビーソフテンローションは白色ワセリン無添加です。
    そのため、顔に塗ってもべたつきがなくさらっとした塗り心地で、顔のテカリもありません。
    ビーソフテンローションは、少し伸ばせば塗ったのかわからないくらい肌になじみます。

    ビーソフテンローションを腕に塗ってのばす

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ビーソフテンローションはニキビ顔の保湿におすすめ

ニキビはオイリー肌に多いと思われがちですが、乾燥肌が原因でニキビができる場合もあります。

  • 思春期ニキビ:オイリー肌
  • 大人ニキビ:乾燥肌

思春期ニキビには硫黄系ニキビ市販薬がおすすめです。

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乾燥肌で顔ニキビができる仕組みは次の通りです。

  1. 顔のバリア機能が低下すると、肌から水分が逃げて乾燥します。
  2. 顔の乾燥が続くと弾力性を失います。
  3. 肌が弾力性を失うと、皮脂がつまりやすくなり、顔ニキビができやすい環境が整います。

ビーソフテンローションの保湿効果は肌のバリア機能を改善して、顔ニキビができにくい肌環境を整えます。

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ビーソフテンローションの使い方(塗り方)

ビーソフテンローションは塗ったところがしっとりする量を塗ります。

このときビーソフテンローションを皮膚にすりこむように塗ると、より保湿剤としての効果が得られるといわれています。

ビーソフテンローションの添付文書には、塗る回数は1日1~数回と書いています。

そのため、ビーソフテンローションの塗る回数の厳密なルールはありません。

しかし、ビーソフテンローションの先発品であるヒルドイドには1日1回と2回塗ったときの保湿剤としての効果の違いを示したデータがあります。

ヒルドイドの塗る量と回数と効果

出典:マルホHP(改変)

1日1回ヒルドイドを塗った場合は、塗る量を増やしても保湿剤としての効果に差はありません。

ヒルドイドは1日1回より2回塗ったほうが、保湿としての効果が期待できます。

ビーソフテンローションはヒルドイドのジェネリックですので、これに近いデータがでるでしょう。

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ビーソフテンローションを塗るタイミング

ビーソフテンローションを塗るタイミングも、添付文書には記載がありません。

ビーソフテンローションの保湿剤としての費用対効果を最大にするための塗る回数が1日2回と仮定するならば、塗るタイミングは入浴後です。

朝にビーソフテンローションを塗る理由

日常の活動に入る前の朝が、ビーソフテンローションの塗り忘れが少ないからです。

さらに朝であれば全身に塗れます。

ビーソフテンローションはテカリがないため、顔にもたっぷり使えます。

入浴後にビーソフテンローションを塗る理由

次もヒルドイドのデータですが、近い結果がでると予測できます。

入浴後1分後にヒルドイドを塗る場合と、入浴後60分後にヒルドイドを塗る場合では、わずかながら2週間後の肌の水分量に違いがあります。

入浴1分後と60分後の保湿効果の関係
(ヒルドイド塗布2週間後)

入浴1分後と60分後の保湿効果のグラフ

出典:マルホHP

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ビーソフテンローションの市販

ビーソフテンローション(ヘパリン類似物質)と、ほぼ同じ添加物成分を使用したおすすめの市販があります

HPローションです。

詳細はこちらの記事にまとめています。

ヒルドイド市販(ビーソフテン、ヘパリン類似物質)はHPローションがおすすめ
ヒルドイドの市販はドラッグストアなどで販売されています。ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の塗り心地に近いだろうと考えられる市販をおすすめとして紹介します。

まとめ

  1. ビーソフテンローションは顔からつま先まで使えるが、美白化粧水・美顔液ではなく医薬品
  2. ヒルドイドローションのジェネリックがビーソフテンローションであるが、薬の形状が全く違う
  3. ヒルドイドローションは乳液状で、ビーソフテンローションは液状
  4. ビーソフテンローションには、3つの効果(保湿効果、血行促進効果、傷跡修復効果)がある
  5. ビーソフテンローションの使い方は、朝と入浴後にすり込むように塗布する
  6. ニキビ肌にもビーソフテンローションはおすすめ